なまらウマいぞ北海道-こんぶログ

こんぶの凄さ 再認識!!

2009/06/13
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皆様は『昆布』について、どれだけの知識がありますか?

昔から「便秘解消」「お肌スベスベ」「三大疾病の予防」などなど、
様々な言い伝えがあります。
が理由はご存知でしょうか?
では、その裏付けを教えちゃいましょう。

『昆布』に含まれる代表的な成分は、ヨードアルギン酸カルシウムなどのほか、
VA、VB、、VC、ラミニンフコイダンなど健康に欠かせない成分が数多く含んでるんです。

その中でも「ヨード」は、甲状線ホルモンの原料になるものなので、
血液の流れを良くする循環作用、悪い細菌を食べる貧食作用、
細胞の活性化を促す賦活作用のおかげで、
新陳代謝が良くなり、「ツヤツヤの髪」や「スベスベお肌」を保つためにも
重要な成分になるんです。
成人では0.1~0.2mg、成長期の子供や妊婦は0.2mgの「ヨード」が必要です。
『昆布』1gには1.3mgの「ヨード」が含まれているので、
1日に昆布を0.3g(2cm四方)を食べれば必要量を満たしちゃうんです。

つぎに「ラミニン」は、血圧を下げる効果と、血管を強くする効果があるようです。
だから、長寿村と呼ばれる地方では、古くから海藻類を多く食べる習慣があるんですねぇ。

わたしたち日本人に不足しがちな、「カルシウム」はどうでしょう。
『昆布』には牛肉の140倍も含まれているので、
特に女性の方は出産後の「カルシウム」が不足がちに…、
骨粗しょう症なんかは高齢者だけの特別な病気と思っていませんか?違うんです!!
また、現代人は常にイライラ感を抑えるようですが、
精神安定剤の働きもあって神経の興奮を鎮めてくれる作用にも効果があるんですよ。

さらに、『昆布』の成分の4分の1を占める「アルギン酸」は、水溶性の食物繊維だから、
大腸の働きを元気にしてくれて便通を良くする働きがあります。モリモリです!!
だから、コレステロールや腸内の悪い物質が体の外にに排出されることで、
大腸癌や動脈硬化等の病気の予防に効果があると言われてるんです。

そのほかにも、『昆布』のヌルヌルに含まれる成分で、多糖類に分類される「フコイダン」は、
内臓に効果的である栄養素として、近年注目されてます。
胃の炎症や潰瘍の予防や修復をしたり、がん細胞を死滅させる効果もあると言われ、
がんの発生・進行を抑える作用もあるんですって。
また、体内のリンパ球を活性化させることもあるので免疫もあがり、さらには滋養強壮にも効果的だそうです。
※昆布の成分は水に溶けやすい性質のものが多いため出汁に使用した際は1滴残らず頂きましょう。

私達が食べている加工食品には、添加物や着色料など様々なものが含まれています。
その中には発がん性のあるものを多く含んだ食材も少なくはありません。
しかし、このような食品を食していかなければならない現実も避けて通れない事実です。
これらの悪い物質などを規則正しく排泄させてもらうためにも、
『昆布』は現代人の救世食品の代表と言っても過言ではないものと思えます。

近年クローズアップされてきた「食育」
平成17年に制定された食育基本法によると、
『健全な心身を培い豊かな人間性をはぐくんでいくために、
様々な経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、
健全な食生活を実践することが必要である』
とされています。
現代人の食生活のバランスを保つためにも積極的に取り入れていきたい食品のひとつです。

カルシウムは牛肉の140倍、
ミネラルは牛肉の19倍、
鉄分は牛肉の2倍、
ビタミンAは牛肉の17倍、
ビタミンB1は牛肉の7倍
ビタミンB2は牛肉の2倍
ビタミンCは牛肉の13倍、
完全ノーカローリーのアルカリ食品。

いかがですか?

身近にあった『昆布』の凄さ、多少はご理解いただけたでしょうか?

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