糠床とダシガラ昆布
昨年の秋、コバタケファームの米糠を使い作り始めた糠床が、半年過ぎた今、順調に育ち美味しい野菜が漬かるようになりました。
漬物好きのあらパパさんにとって、糠床作りはこれまで何度も挑戦しては失敗ばかりだったので(結果的にこの時も)、半年続いただけでも驚きで、しかも、漬けた野菜のウマイこと美味いこと、これが一番の感動かな。
これまでの失敗というのは、漬けた野菜が美味しく漬からないというよりも、床が酸っぱくなりすぎたり、ボンド臭がひどくなったりと、乳酸菌の異常発生やら雑菌に侵され床がダメになってしまうのです。
一般的に言われる対処法を何度か試み、床の復活を願うも、全く良くならず捨ててしまうことばかりでした。だけれど、今回の糠床は半年も続いて、しかも漬けた野菜が美味しいのです。
とはいえ、この半年の間、全て順調だったかというとそうでもなく、雑菌に侵されボンド臭でひどくなったことが半年で2回もありました。
しかし、その2回の問題発生時に、これまで気が付けなかった対処法や予防法を知り、順調に床を育てることが出来るようになりました。
あらパパさん自身、普段から何やかんや言ってるくせに、要は、糠床の作り方と手入れについての基本を忠実に行っていなかったということだったのです。お恥ずかしいかぎりです。
糠床を上手に育てるための要の部分に、あらパパさんの独創性はいらないという事ですね。
それでね、美味しく漬かるようになった糠床は、毎日のように野菜を漬けて楽しんじゃってるのですけど、これまた、旬でもない夏野菜を冬に食べる必要性はないと豪語するあらパパさんでしたが、糠床で漬けたキュウリは身体を冷やすどころか温める作用があることを聞き、今では毎日のように安いキュウリを漬けて楽しんでいます。
野菜だけでは面白くないので、いろいろと活用もしているのですが、ある程度やわらかく煮たダシガラ昆布を漬け込んでみたところ、まぁまぁ~ご飯のおかずにはなってます。
ダシガラ昆布も無駄にならないよう、何か良い方法で食せないかと日々模索です。
この時期ということもあり、勢力の強い行者ニンニクもお試しで漬けてみました。
しなびたのは、3日ほど漬けこんでやっとでした。
それでもまだまだ辛いです。舌にビリビリ感じる辛さですがコレは美味い。