おぼろ昆布の歩留り
2018/01/04
元旦早々昆布を仕込んで、初おぼろ昆布かきをやってみました。
いやいや、あらパパさんも上手くなったもんだよ。
湿りの加減も、研ぎ方も、アキタの加減も、かくときの角度も、力加減も、そして昆布の種類もかきやすいとかかきにくいとかあるもんなんだね~。
実際にやってみて、そういった事も何となくわかってきた。
今回は歩留りを知るために、色々とチェックしてみることにしました。
・利尻オーガニック昆布2枚155gに2:1の水:酢を霧吹きで一面にかけ、ビニール袋に包む。
・60分放置したあと、さらに葉元の厚みのある部分にもう一度霧吹きをかけてビニール袋に包む。
・さらに60分放置して、十分に柔らかくなった昆布を畳んでビニール袋に包み3日寝かせる。
・3日後、適度な幅に切り分け重さを量る。198gあった。
・その昆布の表面をかいた。黒おぼろが22gあった。
・そして残った昆布をかいた。白おぼろは71gあった。
・薄々のバッテラは50gで黒い部分の残った厚みのある端っこが28gあった。
・乾燥昆布から白おぼろが45.8%、黒おぼろが14.2%とれた。
氣を焦らず力を微調整して切れないように上手くかけたら、歩留りはまだまだ良くなると思う。
それでもあれだ、カンナクズの様に綺麗にかけるようになってきたので、粉状になるものが少なくなってきたよ。
これまでの練習でたまってしまった粉状のおぼろ昆布は、帰省中の子供たちが、あらパパさん特製の広島焼きをリクエストしたので、今日、生地に忍ばせて焼いてみた。
うんまいとさ
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