昆布製品の規格説明会
昆布採取が始まると、各漁協各浜で昆布製品に関わる規格の説明会が開催されます。
あらパパさんの管轄する北海道宗谷管内では、7つの漁協の60カ所ほどで開催します。
近年、漁業者が少なくなってきて高齢化もすすんできたためか、出席される方々が年々少なくなってきています。
伝えたいことが伝えられない現実
注意点や反省点など、参加が少なければ大勢に伝える事はできません。
少しでも多くの生産者へ参加いただくためにも何かを考えなくてはならない。
これまで長年行ってきた代り映えのない説明も、集まっていただけない要因の一つであると自覚もしています。
なので、代り映えのない説明だけではなく色々と行動したり提案したりと考えてもいます。
だけどね、自ら考えたことを実行することも大事だけれど、何より先ずは、漁業者の要望に応えることの方が先決ではないかと思うのです。
今回、これまで一括で説明会を行なってた漁協の生産者から〝希望する地区だけでも個別に説明会を行ってくれないか〟との要望が挙がりました。
人員不足だとか、時間がないとか、各浜を回ったところで参加者がいるのかとか言い訳やヤル気の無さを前面に出さず(四の五の言わず)、漁協もあらパパさんも先ずは素直に漁業者の要望に答えてみようということで、今回実行してみることにしました。
少人数の地域でも、地域ごとに昆布の質が違ったり、地域ごとだからこそ聞きやすいことなど様々なことがあるようです。
こじんまりした環境ではありましたけど集まっていただいた漁業者だけではなく、あらパパさん自身もこれまで知らなかった様々なことを勉強することが出来てホント良かった~。
来年は漁協で行う一括の説明会を廃止して、地区毎に回った方が良さそうな氣もしました。
来年に向けて要検討ですね。