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伝わらないことを伝えたい

あらパパさん


201809261628374fd.jpg 久々に疲れた昆布検査を経験しました。
例年になく数量の多い天然昆布検査、しかも例年にないほど実入りがよく等級比率も良い。
そんな中、採取当初から予想されていた品質を、昆布製品説明会(査定会)を各浜で開催し伝えてきたのですが、出席率の悪い浜ほど昆布検査時のトラブルが多く…疲れる。

誰もがやって来ることではあるけれど、特に高齢者の方は耳も遠く目も遠く言葉も通じないので、昆布の検査には時間がかかる。

あらパパさん
・子のう斑ってわかりますか?
・昆布って胞子を出すのは知っていますよね?
・その部分が出たら後採りになるんですよ。

漁業者
・は?なに?
・オレ走りしかとってね〜
・今まで何ともね〜
・聞いてね〜
・検査員変わるたびにコロコロ変えるな〜
・子のう斑なんて見えね〜

あらパパさん
・今年が特に多いだけで規格は変わっていませんよ
・季節で分ける他に子のう斑が出たものも後採りと規格にあるんです
・見えませんか?この辺りの縞模様…
・生の時にはよく分かるんですけどね
・裏面から出るので両面確認してください

漁業者
・縞な縞、見える見える、これなら分かる
・そうかそうか、これが出たら後採りになるのか、知らなかった

あらパパさん
・では全て選び直しましょうか?
・それとも後採りに格下げしましょうか?

漁業者
・オレ1人でやってんだからできね〜
・そんなのやってられね〜
・格下げして持ってけ

そこから、走りを訂正したり、縄がけの変更をしたり…。効率が悪い。
あらパパさんの経験した根室管内や日高管内では、変更の作業は漁業者が行うのが当たり前なのだけど、宗谷管内の殆どは漁協の職員が行うので現場は大忙し。
昆布の集荷も積み込みも積み下ろしも、検査と同時進行だからこその対応なのかもしれないけど、宗谷管内の殆どの漁協では職員が総出で行なっています。

来年の説明会は出席率が悪くとも、伝えたいことを伝えられるよう、さらに工夫してみようと思います。
例えば、子のう斑の写真を加工して簡単な説明文を添えて、説明会会場(地域の会館など)に置いてくるとかさ。
201809261628357f2.jpg 20180926162836ed3.jpg 

斜線部の縞模様が子のう斑です。
子のう斑の出たものは採取時期に関わらず各等級の後採りになります。
子のう斑から青粉が出たものは等級に関わらず加工用になります。

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Posted byあらパパさん

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