サロベツ原野の浜回りは公私混同してしまう
稚内生活、3年目の冬。
今年はどうしたことか晴日が多い。
まだ2月だというのにここ数日は快晴が続いている。
冬に晴天も珍しいけれど、利尻山がきれいにみられる冬も珍しい。
あまりにも氣持ちが良いので、昆布の繁茂生育状況を確認するため、午前は抜海~ノシャップ、午後は声問から宗谷まで一回り。部下君は留守番させて。
例年パッとしない稚内前浜も今年は良さそうです。
根巻こんぶもここ3年間で一番良さそうだ。
毎年それなりに良い声問は、まだまだ雪深いからか、新昆布をハセ掛けしている漁業者は少ない。
今日は1軒だけだったけれど、この時期にしてはまあまあ良さげな昆布だったと思う。
昆布拾いは一切行わない宗谷方面にも、とりあえずは浜回り。
浜に打ち上げられている新昆布が例年のようには見られない。
去年が良かったから、今年はパッとしないのかな?

これから3月4月と、昆布の生育を見ていくのが楽しみなんだけど・・・
浜回り、大事な仕事の一つなんだけど・・・
大自然のサロベツ原野での浜回りは、どうしても公私混同してしまう。
今日も本当に・・・最幸だったよ。