4月1日からNHKの連続小説「なつぞら」が始まりました。第4話のあるシーンをみて、あらパパさん自身の生き方や考え方と重ねてしまい、心の底から感動し涙しました。
子供のころから昆布に生かされてきたあらパパさんは、昆布の採れる漁師町で生まれ育ち、昆布の検査員になってからも各地同じ様な環境で生かされ、愛する妻と家庭を持ち、子も二人。
この春は、愛する息子と娘が同時に独り立ち(就職)しました。
氣付けばあっというまの50年。
あらパパさん夫婦も昆布の採れる漁師町の生活から、開放感を感じられないある意味不便な都会の生活へ(転勤)。
スーツ姿と通勤ラッシュの毎日。事務的な仕事にも悪戦苦闘しながら必死に慣れよう覚えようと努力しているところです。
そんな時、朝ドラのセリフを聞いて感動し涙したってわけさ。
最初は、なつのことを厳しくあたっていた頑固ジジイの泰樹が、認めてもらおうと頑張るなつの姿に心を動かされ帯広の闇市へ連れて行きました。そこでブカブカの長靴を買ってあげたり、知り合いの菓子屋の頑固ババアとのやりとり、持参した卵と牛乳で菓子屋がアイスクリームを作ってくれたり、それを食べたり…。
アイスクリームを食べながら放った泰樹のセリフが…。
それはお前が搾った牛乳から生まれたものだ。よく味わえ
俺たちはなんでも我慢せずに言い合う。そうしなければ開拓の辛さも、冬には零下30度を超す寒さも耐えられなかった…。言い合える相手がいるだけで人生は恵まれている
ちゃんと働けば必ずいつか報われる日が来る。報われなければ、働きが悪いか働かせるものが悪い…。そんなところはとっとと逃げ出せばいい。だが一番悪いのは人が何とかしてくれると思って生きること。人は人をあてにするものを助けたりはせん
逆に自分の力を信じて働いていれば、きっと誰かが助けてくれるもんじゃ
それを聞いたあらパパさんの心の中では…。一生懸命働いて稼いだ報酬は大事に使え
仲間同士、言いたいことを言い合える横のつながりや信頼関係がなければ、厳しい環境を乗り越えることは難しい。同僚や仕事に関わる全ての方々を大事にしなさい
昆布の生産者もそうだけど、そこに関わるあらパパさん達もそう。働き方も働かせ方もちゃんと考えなきゃ。何事も人任せのところが多すぎるような氣がする
できることから少しずつ。種や小さな苗を植えて地道に頑張れば、きっと誰かが助けてくれる
逆にそれをしなければ(できなければ)誰も助けてはくれないってことなんだ。
そりゃそうだよね
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