なまらウマいぞ北海道-こんぶログ

さお前昆布を食べようプロジェクト開始

2019/06/09
こんぶを食べようプロジェクト 0
昆布の需要は依然として落ち込む一方ではありますけど、ダシ用昆布の需要は北海道昆布を盛り立てる様々な方々の努力の甲斐あってか、近年は伸びてきてるように感じています。

反面、〝食べる昆布〟として有名な北海道の道東で水揚げされているナガコンブ〝さお前こんぶ〟の需要は、ものすごく落ち込んでいます。
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大きな原因は、食べる昆布を多く消費されてきた地域の方々が〝食べなくなってきた〟ことではないかとあらパパさんは思うわけで…。
昆布の消費が多い地域といえど、食べていただいているのは年配者であって、若年層で食べていただいている方々はとても少ない。
幼い子供たちも含めて若い方々に昆布を食べて(使って)いただかなければ、北海道昆布の近い将来は(本当のところ昆布だけではないんだけれど)…

最悪だ

後悔先に立たず。
指を加えて見てるだけではオモロナイ。
ここ数ヶ月、あらパパさんの得意技でもある出来ることから少しずつ精神で、事あるごとにさお前こんぶを引っ張り出し、色々と試行錯誤を繰り返し、これまで見えなかった何かが見えてくるまで食べることを続けている。

おいしい食べ方なんかも大事だけれど、使いやすさなんかも大事ですよね。

皆さん知ってのとおり、あらパパさんはダシ昆布にも程良い湿りを与えて管理しているのだけれど、近日食べる分のさお前こんぶは、かなり柔らかに戻して冷蔵保管しとくのがイイ~んじゃないかなと思うんだよね。



昨年職場の同僚からいただいた、あらパパさんの故郷、浜中産のさお前こんぶ。
1年寝かせた昆布と今年の昆布の違いを調べてみたいので、今年も欲しいな~。
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水道水から直接水をぶっかけて表面の塩化カリウム(塩)を綺麗に洗い流す様に処理する。
塩化カリウム(塩)の出ている薄いこんぶは、余分な塩分や苦味などを綺麗に洗い流すことで、昆布のうま味を上手く使うこともできます。
処理したさお前こんぶをボールに移し、何度かひっくり返しながらしばらく放置すると適度に水分を吸い込み柔らかになります。乾かないようにラップをかぶせとくとイイかも。
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水分を吸い込んで柔らかになったさお前こんぶは、新たに清潔なラップを使い包んで冷蔵庫にて保管します。
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フレッシュな野菜を使う感覚で様々な料理に使ってください。
しっかりした処理と保管で1週間は大丈夫。
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日々、色々と昆布のおいしい食べ方を試行錯誤しているのですけれど、ポイントは佃煮とか煮物とかこれまで食べられてきた年配者の好む調理方法ではなく、お子様も含めた若い方々が食べて美味しいと思えるような調理方法を考えています。
甘しょっぱく煮た結び昆布は確かに美味いけど、これからの子供達が食べるかと言ったら…。

喰わね~よな


さお前こんぶを食べようプロジェクトのメンバーは今のところあらパパさんとあらママさんの二人。
食べ方の紹介とか、さお前こんぶの提供とか、さお前こんぶの採取状況とか、さお前こんぶの需要が少しでも伸びる何かをお手伝いできる方は、あらパパさんへご一報いただけると嬉しいです。
ガンバレー!!という応援の一言でもありがたいです。

LINEでもOK、氣軽にお声がけください。
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