春の利尻昆布『ノシャップ 恵比寿 宝来』
風が強かったり海が時化た翌日には、できる限り浜廻りをしよう。
地域の昆布がどの程度繁茂しているのか!?生長の状況はどうなのか?状況把握はあらパパさんの仕事の一環でもあり、大事な部分でもあります。
昆布というものは、基本的に2年生のものを採取します。
2年目の早春から根元付近にある成長点がグングンと伸び、やがて裾から枯れ始め短くなる。それと同時に身はどんどん厚くなっていく。
昆布漁が始まる7月には、その品種のイメージに合う形になる。
みなさなんがもってる利尻昆布のイメージってどんな形でどんなサイズでしょうか?
以前(3月30日)に浜廻りをした時の昆布と今回の昆布とでも、幅や長さや身入りが違っています。
この頃の利尻昆布(ノシャップ地区周辺)はこのような感じです。
肩口や葉幅は、ほぼ完成形と言ってよいほどの状態にあったようですが長さは3メートル以上と長い。
裾枯れも目立たないところをみるとまだまだ伸びるのか!?
近くにいた漁業者に聞いたところ、そろそろ裾から枯れ始めるそうです。
7月の採取するころには、しっかりとた身入りで長さも1.5メートルから2.5メートルほどの艶やかな利尻昆布になってることでしょう。
日々の浜廻り、楽しみです。
日を改めて宗谷方面にも行ってみなければ!!