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こんぶログ

お袋の味と『ねこあし昆布』

2014/01/07
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1月分の昆布大使レポートです
 
荒井 孝幸 昆布大使(北海道)

年の瀬、大晦日、新年。
昆布の出番が多くなる時期ですね。

荒井家では毎年、元旦の朝は雑煮を食べる伝統!?があります。

仕事柄、昆布の入手に困らない環境であるためか、
贅沢にも羅臼昆布でとった一番ダシに、
本枯節と親鶏ガラからとったうま味を合わせ贅沢に作っております。
具材は、親かしわ肉に大根や人参、キノコやかまぼこ、
香り付に三つ葉を散らします。
味付けには自家製の「かえし」を使い、見た目は比較的シンプルな雑煮ですが、とっても味わい深く美味しいです。


ここ数十年、そんな雑煮を食べてきましたが、
そろそろ、幼少期に食べてたお袋の作る雑煮を再現してみようかと思いました。

作り方はほとんど変わらないのですが、
うま味を引き出す食材が微妙に違う。
ズバリ! 昆布の種類が違うんです。

僕の故郷は浜中町霧多布という田舎なんですが、
そこで水揚げされる『ねこあし昆布』でとったダシが、
僕にとっての故郷の味。お袋の味なんです。

独特な風味とうま味をもった『ねこあし昆布』は、
粘り成分も多く、おぼろ昆布やとろろ昆布の原材料としても重宝されています。

一般的な昆布とは属性が違い、少々変わった形態や生態が見られます。
名前の由来がそうであるかのように、猫の足に似た形の根を持ってることと、
繁殖方法は一般的な昆布と違い、親昆布の根部から2本の子昆布が出てきます。
子が成長するにしたがい、親昆布の根元が腐り抜け落ちていく。
1本の昆布が2本、2本の昆布が4本と年々増えていくのですが、
根部が混雑し株が大きくなるほど、時化の影響もうけやすく、
近年では資源が枯渇してきているようです。


生産地では、昔から漁家のマカナイとして自家用のおぼろ昆布も作ってました。
僕の幼少期は各漁家珍しい光景ではなかったおぼろ作りも、
今では数件の漁家や仲間で細々と生産しているようです。

純粋に昆布と酢が原料の浜中名産『おぼろこんぶ』
気になる方は検索してみてくださいネ


僕も『ねこあし昆布』欲しさに、お袋に電話でもしてみようかな。

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●荒井孝幸 昆布大使
日々、昆布に関わるネタを物色中。
昆布に対する情熱は、誰にも負ける気がしません!
あらちんパパのこんぶログもヨロシクね^^v
http://blogs.yahoo.co.jp/arachin0

【こんぶろぐ】
http://kombu-net.jugem.jp/?eid=964
 
 
 

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あらパパさん
Admin: あらパパさん
食事をとるなら良いものを。
食材と手作りにこだわりを持った熱血オヤジは、質の良い昆布が大好物。
本物の『食』には、本物の食材と手間暇、そして愛情が必要です。
質の良い食材をバランスよくシンプルに丸ごと調理することも大事です。
家族の笑顔と健康が、美味しさと幸せの証。
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