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こんぶログ

昆布の採取方法「日高編」

2013/11/10
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引き続きレポートの提出です

釧路・根室地区の昆布の採取方法に引き続き、
日高地区についてご紹介します。

通称、日高昆布。
日高地区ではミツイシコンブという種類の昆布が水揚げされています。
西は富浜・門別、東はえりも・庶野の28浜。
採取、製品化されているのは、このミツイシコンブという天然昆布のみです。

昆布採取は、ミツイシコンブの旬である7月中旬から8月中旬を目処に、早い地区では7月1日から始まり、終漁は遅い地区で10月末日まで採取されています。
採取方法は、道東の釧路・根室地区と変わらず、L字型の鉤棹(カギザオ)で採取することが多く、水深のある漁場では、これも同じく捩り棹(ネジリサオ)を使用し採取しています。
道東に比べ比較的、水深の浅いところが多いため棹の長さは短めのものが殆どです。
この他にも、通常の舟で採取する漁法以外に、時化などの影響で抜けた昆布を拾い集める「拾い昆布漁」も、全道的に比べ日高地区では最も盛んに行われている地域です。


成長が終わり自然に抜け落ちた昆布や、時化の影響で抜け落ちた昆布などが、海岸に打ち上げられたり、波打ち際に漂う状態の昆布を拾い集めるといった漁法です。


この他にも、沖合に漂う流出昆布を特殊なマッケ(マッカともいう)という器具を使い採取する方法もありますが、グルグルと振り回し遠投しなければならないため、相当な経験と熟練の必要な漁法になります。
何れにしても波打ち際での作業であり、命を落とす危険性も少なくない状況です。




命がけの拾い昆布が、ここ日高地区で盛んな理由の一つに、採取時期や採取日の決定方法が挙げられます。
それは、28浜ごとに全て任され決定されることにあるのではないかと僕は思います。
このような決定方法をとると、今年度のような不漁年には、たった2日間の採取で終漁する浜もあれば、20日間前後も採取する浜もあり、同漁協・同地区の生産者でも漁家ごとに採取量の大きな差がでてしまいます。
このような状況が、隔年周期で起こるため、漁業者は極寒の真冬でも年中海に入り、生活のために僅かな昆布を拾い集め頑張っているのだと思っています。

とはいうものの、一番の理由は全国シェアナンバーワンの人気昆布であることが、漁業者の頑張りと励みにつながっているのかな~とも思っていますが・・・。

次は、昆布の採取方法「羅臼編」を考えています。

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