FC2ブログ

流氷調査2017/01/25

あらパパさん

 昆布漁師と運命共同体のあらパパさん。
 毎日の日課、海氷速報をチェック(前日の状況になります)。
 ちなみにこの日の海氷速報の状況はこちらをクリック。


 流氷が宗谷湾から紋別にかけての沿岸に…。
 よっしゃ~ 行って来るか!!

 海氷情報のとおり、宗谷湾からぐるっと岬を超えて東浦まで行ってきたのですが、間違いなく流氷は接岸しておりました。

 現状では、昆布の繁茂する海底を流氷がどの程度削りとっているかは想像つかないけれど、静かに接岸して、静かに去ってくれることを願うだけ。


 富磯地区では岸壁の中にまで流氷が入ってきているのだけれど、入って来るだけでは何も怖くはない。海が時化て流氷ごとモマレテ、海底から根こそぎ削り取られてしまうと、昆布だけではなく、その他の海藻や沿岸や浅瀬にいるウニなどの生き物も、何から何までやっつけられてしまう。そうなってしまうと沿岸漁業で生きている漁師も、あらパパさんのように昆布に依存しているお仕事も、参ってしまうのです。


 穏やか~な環境で、風向きだけが変わり、ゆっくり去っていってくれると有難い。程よく海底を掃除しながら、昆布に大事なミネラルを残し…。

 クワッ!クワッ!クワッ!!
 沖合を流れる流氷に、オオワシが降り立った。


 大自然の中で生き抜くその姿を見て、自然を相手にするという事は、そんなに甘くはないぞとオオワシに笑われたような気もします。たしかに!今年度の史上最低であるこんぶの生産量に引き続き、次年度もヤバかったら、本気であらパパさんたちはヤバいからな!!

 昨年夏の異常気象、今季冬の異常なほどの降雪量、今は穏やかな顔をしている流氷だけれど、来月再来月、はたまた4月とか5月までも居座られると笑っては済まされない状況になる。


 世の中でいう技術者の情けない言葉のように『想定外』などという表現だけで片付けたくはない。近年の自然環境や毎年来る流氷の影響などを考えると、今後何があっても(何かあるよ!きっと)、それは『想定内』の水準で考えなくてはならないのです。とはいえ、自然の猛威に人間ごときの力ではどうにもならないのだらか、何かに依存しすぎるのではなく多様性というものを、様々な場面で考えて行かなくては(早急に種をまく)ならないのではないかと、流氷の神秘的な青い光を眺めながらそう感じていた。


 それにしても、流氷の青は神秘的だ。
 あらパパさんの大好きな色だ。
 写真では上手く表現できないけれど(あらパパさんの腕次第ですが)、この色と感動は、やはり現地で本物を見なくては感じられないことだと思う。
 冬の北海道、これからが流氷が見ごろです。タイミングを合わせてぜひ遊びに来てください。お待ちしてま~す。
 
スポンサーサイト
Posted byあらパパさん

Comments 0

There are no comments yet.

Leave a reply