厚岸臨海実験所周辺のトロロコンブの利用価値
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先日、厚岸臨海実験所でサンプリングしてきたトロロコンブですが、乾燥させて湿りをとって(加えて)姿昆布として仕上げることができたのですが…2年生の早熟な葉体ではありながら既に特徴ある凸凹に珪藻類や土砂などの付着がみられましたこの時点で、このような付着物があるとすれば、採取の始まる最盛期には、かなりひどい状態になっていることが予想されます実験所前の海は普段から濁りの多いところと伺っていたので、繁茂はして...
二日干せのオニコンブ、荒れ葉確定か!?
昨日、乾燥途中に降り出した雨の影響でコンブを干しあげることができず、親方さんの乾燥庫に保管していただくことになりましたで、今朝は朝4時起きで再度コンブを干してきましたが二日干せになるので、荒れ葉昆布になるのは確定か!?昆布業界でいう二日干せ(二日干しとはちがう)は、ほぼ乾燥できず生乾きのコンブを二日以上にわたり乾燥させることです乾燥した昆布の厚みのある中帯部からマンニット成分がゴツゴツと浮き上がり...
厚岸臨海実験所からサンプリングしてきたコンブ
昨日、サンプリングしてきたコンブは、天気が良ければ利尻島の乾燥方法を見習い夜干しを行ってみたかったのですが、残念ながら帰宅した夕方から夜まで大雨なので、クーラーボックスに入れて外で一晩管理本日は前日から晴れの予報だったので、いつもお世話になっている親方さんに連絡『波が続いているのでさお前昆布はなかなか出られませんね』『明日以降もしばらくは出られないでしょう』干場の片隅をお借りする許可をいただき、早...
厚岸臨海実験所のコンブをサンプリング
以前にもチラッとご紹介しました『厚岸臨海実験所のコンブをサンプリング』に行ってくるという、あらパパさんにとっては大興奮のイベントを昨日無事に楽しんでくることができました朝7時半、コバダイさんちに寄ってからの厚岸臨海実験所入り手つかずの自然の残る森林を抜け、急こう配の山道を下り8時半には臨海実験所へ到着到着早々、眼下に広がるオニコンブの群生を見て大興奮たぶん血圧は200を超えていたかもお互いのご挨拶...
厚岸臨海実験所のオニコンブ採取と新しいウエーダー
ブログを開設当初からお付き合いのある釧路市のコバダイさんから四月の末に連絡が入りました北大水産の大学院生からオニコンブを採れる場所を聞かれていて、もしかしたら夏前に厚岸の臨海実験所に行くことになるかもしれません。もしもタイミングが合えば、ご一緒にいかがですか?おお!いいな~例の大学院生と連絡をとりました。修士論文のテーマとして北海道・東北に生育するマコンブ系の分類を扱うにあたって、道東のオニコンブ...
島根県隠岐産あらめを購入しました
以前の記事で青森県大間産の通称あらめ(実はツルアラメ)を1年ぶりに食べてふと思い出したことがありました利尻島でお世話になっていた宿のガイドスタッフさん(夏場のみ)からのメッセージを…アライさーん!
利尻はなガイドのスズカです〜
現在、島根県の隠岐の島にきています〜
ここではアラメという海藻がよく食べられてます!ぶっといヒジキみたいでオイシイです!
ぜひアライさんにも食べてほしいです〜そうか、あらめは...
新発見!ボイルしていない生コンブの刺身
2年目の早春、再生したばかりの『新コンブを茹でたもの』が、刺身やサラダ昆布として一般的であるのですが、今回試した『生コンブの刺身』は、1ヶ月ほど前に採取した新ナガコンブを生の状態で冷凍保管していたものを茹でずに食べてみた記録です今日、お味噌汁の具として解凍してみたら、生の新ナガコンブ特有の褐色ではなく、湯引きでもしたかのような濃い緑色に変化していました…千切りにした時の感覚が冷凍前の生とは違って柔...
同じ学年でも体格の差は歴然
あらパパさんは子どもの頃、どちらかというと小さい方でした背の順で並ぶと、かろうじて一番前ではなかったというくらい小さい方でした父は160㎝あるなし?母は150㎝もない身長なので血統からいってもあまり大きくなる要素はないそれでも、現代の食生活などの環境から、現代人は昔の方々に比べ大きくなっているとは思うのです現在のあらパパさんの身長は173㎝特別大きくはないけれど特別小さくもない子供のころから大人になるまで...
昆布の花が満開です~ほんまもんの昆布塩
北海道こんぶ製品の検査基準の用語の定義にある〝花咲き〟『マンニット又は塩化カリなどの白い結晶が花模様状に析出したものをいう。』とありますが、今の時代『白い結晶が花模様状に析出』するような昆布製品が出来上がることは稀です乾燥機の普及と、保管倉庫の近代化に伴い、不乾燥状態の昆布を保管することが無くなったので、北海道で生産される昆布製品の数量からみると皆無に近い製品状態ですあらパパさん世代以降の方々で、...
昆布ぼかし肥料で家庭菜園=ヒグマとサケが森を育てる
透析君のあらパパさんは、タンパク・カリウム・リン・塩分の摂取に気をつけていますが、農作物の生長に大事な三大栄養素は、カリウム・リン・窒素です肥料には、天然由来の有機質肥料(堆肥や油かすなど)と、化学合成された無機質肥料(化学肥料)がありますぼかし肥料は有機質肥料を醗酵させたもの肥料の効き目は、無機質肥料とぼかし肥料は早く、有機質肥料は遅い他にも病気の問題や、肥料を与えるタイミングとか、作物によって...
コンブのミネラル成分を摂って育ったアマガエルの近況
今年の8月中旬、ファミリーパークあら井から捕ってきた、上陸したての小さなアマガエルコンブに群がったハエを与えたりもしたけれど、主な餌は昆布を餌にして育てたミルワームのみを与えて育てました2ヵ月半経った今日この頃、体長3㎝を越えたアマガエルはゲコゲコと鳴きだしてきたどの子が鳴いているのかは分からないけれど、4匹全てが元気に育っています越冬は冬眠させずこのまま飼育していこうと思う当然、与えるエサは昆布...
海藻のクズ・廃れ・廃棄~SDGs(エス・ディー・ジーズ)
海岸に打ち寄せられ採取されずに放置され、腐敗しながら乾燥した海藻切って捨てられるコンブの根(ガニアシ)昆布製品を作る際に出てくるクズや廃れ生産者が見向きもしない廃棄されているコンブ資源そこに着目された方から、これまで何度か協力させていただいたことがありますアワビの飼料・ナマコの飼料・化粧品・肥料・畜産飼料残念ながら様々な理由があって話は進みませんでしたが、実際にコンブを使われて養鶏や肉用の牛を育て...
羅臼昆布の天日乾燥は晴天3日間が必要
羅臼コンブを製品化するにあたり、先ずは採取されたコンブを乾燥させるところから始まります現在の乾燥方法のその殆どは、機械乾燥が主体で、採取、水揚げされたコンブ(拾いコンブは別)を天日乾燥で行っている生産者は、たぶん、一漁家もいらっしゃらないはずです機械乾燥が主流になる前、あらパパさんがお世話になっていた時代は天日乾燥を主体とした漁家は何戸かいらっしゃいました当時、あらパパさんを指導教育してくれた先輩...
日本の食文化、食育活動に昆布サンプル、姿昆布、一本物、完全体
昆布のブログを開設した2009年、さらには昆布大使に委嘱された2013年から、コンブに関わる様々なことに興味を持ち活動してきましたなかでも、日本の食文化を伝えるための食育活動に使用するアイテム作りは、あらパパさんの大好物で、昆布大使に委嘱された当時から毎年のように色々と試行錯誤を繰り返してきました昆布アイテムのスタイルを考案するだけでなく、生・半乾・本乾燥の状態や制作、保存方法などの試行錯誤を繰り返してき...
爬虫類などの餌にミネラルたっぷりなミルワームを養殖してみませんか?
あらパパさんの悪趣味の一つ生き物、虫、群がり、育てる、実験【注意】虫系・群がりなど、集合体恐怖症の方はここでスルーしてくださいあらパパさんの生活環境ががらりと変わってしまった今おうち時間の楽しみ方をコロナ禍の時よりも真剣に考えている今日この頃です体力も免疫力も低下していた退院時は外に出ることすら出来なかったので、お盆休みに帰省していた息子とあらママさんとで、実家の両親に顔出しを兼ねてファミリーパー...
定点観測と装飾・教材用の昆布づくり
今日もコンブ漁がお休み潮回りは最高なんだけれど海が時化てるこんな日は、いつもの海岸でいつものポイントから定点観測トーチカのある岬付近トーチカのある岬から西側を…春採の大滝から西側を…春採太郎附近…今月の初めに打ち上がったクジラ原型が無くなるほど腐って溶けてきているあらパパさんのお世話になっている親方さんが、磯抜きのポイント探しに精を出すあらパパさんは装飾用・教材用の昆布づくりに必要なアナメやスジメを...
海藻たまごを作ってみました
スジメの昆布巻や佃煮の記事をみて連絡してくれた方からの情報で、20年ほど前に発行された『北水試だより、第55号2002年2月発行』で話題となった海藻たまごのお話しを伺いました残念ながら、商品化されてから5年ほどで販売が終わってしまったそうです写真をみるからにキレイな緑色のタピオカ風カロリーはほとんどなく、カルシウムと食物繊維が豊富なので、現代であればタピオカドリンクよりウケていたかもしれないですね…知らんけ...
日々の潮汐チェックはあらパパさんの特性の一つです
あらパパさんが行う日々の潮汐チェックは、潮汐表を眺めるだけではありません日々行動するあちらこちらのフィールドがどういった状態なのかをチェックしてますこんぶログを始めたころから(浦河町~稚内~石狩小樽)春になると夏の終わりごろまで定期的に行っていました昆布の検査員を辞めた今もそれは欠かさず行っています昆布の検査員だったころは今時期から夏の終わりごろまでが精々だったけれど、釧路市に引っ越してきてからは...
砂付き昆布の美味しさを確かめたい
むかーしむかしのそのむかしコンブは砂浜の上に干されていました砂はコンブにベッタリと付着してサンドペーパーの様に乾燥なので、砂落としというとても嫌な仕事が待っていたそうです乾燥した昆布を湿気らせて、揉んだり叩いたりして砂を落とす…永遠と続く仕事…それでも砂は完全には落ちませんなので、昆布製品の検査の際は、解いた製品を振るってお茶碗一杯の砂が落ちたものは不合格!逆に言うと、お茶碗一杯落ちないような製品で...
海藻ティー「ダシとはまた違った楽しみ方」
今回お勧めする海藻ティー!一般的に市販されている昆布茶とは全くの別物です茶葉のように使い楽しむ海藻ティーです作り方は、海藻(乾燥、または生)をカップに入れて湯を注ぐ(1~2分置いてから撹拌)たった、それだけ個性豊かな海藻のフレーバーが楽しめますフレーバーを楽しむには、ピチピチした若い海藻の方が向いているかな!?SEA VEGES ONLINE STORE – SEA VEGETABLE COMPANYどこのご家庭にでもある焼き海苔(袋底の粉でも...
昆布の美味しさと製造方法の関係性
昆布製品は見た目も大事だけれど…昆布は商材の前に食材です販売先や用途別、作り方や形態、作業の省略や美味しさ追求など柔軟的に、スピーディーに対応できる体制(対応できる人材)が生産地には必要不可欠!あらパパさんの持論でもあります今年は各地を回り、美味しい昆布づくりの重要点を調べつくす予定なのだけれど、今すぐにでもできること、確認しておきたいことがあって、先日の羅臼出張の際に気になる試料を購入してきまし...
昔ながらの製法『昆布の乾燥と湿りとアンジョウ』
北海道昆布製品の製法天日乾燥を主体としている地域は北海道でも極わずか!一部の地域や区分を除いてほとんどが機械乾燥を主体(補助的ではない)になってきました機械乾燥の利点は、天候に左右されずコンブを乾燥させることができるそのため、こんぶの生産拡大や後継者育成にもつながってきました機械乾燥の使用方法にもよりますが、こんぶ作業の時短や乾燥こんぶを管理する他、等級選別などにも多くの利点はあるものと感じており...
レターパックプラスにピッタリな丈夫な箱
百均ダイソーで見つけた丈夫な箱!レターパックプラスにピッタリサイズです下箱と蓋に分かれているので、とてもいい感じです在庫の昆布を小分け保存するにも、人へ贈る時はそのまま発送することができるし…箱の材質はけっこう丈夫ですなので、あらパパさんちにあるキリン(圧縮機)で圧力をかけても、気をつかえば少々なことでは壊れないし型崩れもしないようです写真は220㎜×150㎜×50㎜の箱サイズに1㎏強の乾燥した昆布を詰めてみ...
猫茶『ニャンコのあんよ』
自家製焙煎した猫足昆布の頭こんぶを煎じて飲むここ最近の毎朝の習慣です北海道で生産される多種多様な昆布製品には頭昆布や根昆布として(石づきの付いた葉元部分)流通販売されているものがありますその中でも、あらパパさんが贔屓にしているのがあらパパさんの故郷、北海道の道東にのみ生育しているネコアシコンブ粘りが強く独特な風味とうま味を持っていて分類的にも他のコンブには属さない!ん!?もしかして、あらパパさんって...
昆布と湿りの関係性(白粉の出方)
あらパパさんのこれまでの経験と知識をもとに、同個体の昆布製品にそれぞれに違った方法で『湿り』を加えてみました昆布と湿りの関係性 - こんぶの研究 (arachinpapasan.jp)湿り方法は、この場ではお伝えすることはできません保管方法は、湿りを加えた昆布をペーパーとラップで包み常温でアンジョウ3日後開封しました片方は艶々もう片方は白粉が出ています検査員のあらパパさんであれば艶々な昆布に対して『きれいですね~、合格で...
繊維の柔らかいリシリコンブ
リシリコンブは良いダシがとれますけど、繊維が硬いのでダシをとる時は意外と時間がかかったりします。ダシをとった後の昆布も硬いのでそのまま食べたりするにはちょっと…ですし、ダシガラを使って佃煮を作る時も、下茹でに時間がかかったりもします。そんなリシリコンブですけど、あの繊維の柔らかなラウスコンブのように変身させることもできます。ダシの出も早くなるし、ダシガラは柔らかくて美味しい。食感も悪くない。その方...
おらほの和室にキリンがやってきました!
キリンとは、生産地で昆布を製品化する際にコンパクトに締め付ける〝プレス機〟のことをいいます。なぜキリンというのかは、昆布の検査員で昆布大使で昆布を愛してるあらパパさんにも定かではないです。知人へ発送する昆布をまとめたり(送料が安くなる)、飯寿司を仕上げる逆さ押せや、干物のあんじょうなんかに、以前住んでたところでは分厚くて丈夫なアパートの鉄製階段下へ車のジャッキアップを工夫しプレスしてたんだけど…。...
昆布ダシは60℃の湯で…
【昆布のダシのとり方】1)鍋に張った水に昆布を入れ数時間放置してもとれます。2)鍋に張った水に昆布を入れ沸騰直前で昆布を引き上げてもダシはとれます。3)鍋に張った水に昆布を入れグラグラと煮立ててもダシはとれます。4)鍋に張った水に昆布を入れ60℃で1時間煮出してもダシはとれます。5)炊飯ジャーに張った水に昆布を入れ、保温で丸一日入れてもダシがとれます。どんな料理を何処で誰が作るかによって、昆布のダシのとり方は様...
昆布の味とダシのうま味
乾燥した昆布を水に戻すとダシがとれます。水戻しされた昆布は煮たり炒めたりそのままサラダで食べたりできます。一般的にはこんな感じの使い方や食べ方ですけど、乾燥した昆布をそのままポリポリ食べることもできます。既製品のおしゃぶり昆布は色々な味付けがされていますけど、北海道で採れる昆布は種類の違いや採取時期、場所の違いで様々な食感と風味と美味しさを楽しむことができます。あらパパさんがこれまで食べて(乾燥し...
〝昆布は柔らかく保管しよう〟をスローガンに
こんぶログのスローガン昆布は柔らかく保管しよう乾燥した硬い昆布を柔らかく処理しましょう。詳しくは下にある動画と〝こちら〟をご覧ください。昆布のブログを開設(2009年6月2日)して丸9年経ちました。何ごとにも三日坊主だったあらパパさんですが、よくぞここまで継続できたものだと自分で自分を褒めたい。あらパパさん、すごい、ステキ、かっこいいよきゃ~ うれしい~歯が浮くような褒め言葉を自ら頂き、素直に喜んだとこ...
10世紀来初の昆布実験
昆布が日本人の〝いいもの〟として使われ続け10世紀以上経つと。昆布のドコをドウ評価してか…
美味しさや風味、価格や人それぞれの使い方、何より流通の面での関りに贔屓とか特別とかコネクションとか忖度とか…。現代の環境では様々なジャッジが…あるんだよなぁ~。だれも言わんけど。 例えばさ。●●産の○○昆布は一番良いダシがとれる
良く聞くでしょ。こんなことを。
あらパパさんは…そうなの。なんで?何をも...
味と食感と製品づくり
久々の『こんぶの実験』カテゴリです。 天候が悪く、きれいに乾燥できなかった〝荒葉〟の『養殖りしり昆布』を、7月に『らうす昆布』の要領で製品づくりしてみました。 目的は、繊維の固い〝りしり昆布〟が〝らうす昆布〟のように柔らかになるものなのかどうかということと、通常の製品づくりしたものと比べ、ダシである〝うま味〟がどれだけ変わってくるものなのかを実験してみました。 先日、通常の製品づくりで仕上げた養...
利尻昆布を羅臼昆布のヒレ刈り方法で
天候不順で乾燥に失敗した養殖リシリコンブを、羅臼昆布の製法で製品化を試むため、一度乾いた昆布に湿りを入れて、巻いて伸してアンジョウして、日入れして乾かしてアンジョウすること1週間。 今日は、羅臼昆布のヒレ刈りスタイルで整形してみました。 昆布の葉元が若干柔かったので日入れも行いました。 太陽の熱がある程度冷めてから重石をのせ再度アンジョウしました。 最低でもお盆明けまではアンジョウさ...
繊維の固さやダシの出かたを確認
久々の『こんぶの実験』カテゴリー記事です。 昨日、利尻島の養殖昆布の製品づくりに関する指導会が無事に終了しました。 部下君も日に日に度胸がついてきたような感じもしますが、漁業者からの質問に対して、頭の中が真っ白になったり、大汗かいたりしている姿が何とも愛おしい。この写真は、真面目に?聞いていたはずの漁業者が、説明会最中にFBに投稿した画像です さてさて、今年の養殖昆布は昨年の長い昆布に比べ...
乾燥した昆布製品の賞味期限と消費期限
世の中でいう賞味期限とか消費期限。【賞味期限】・開封せず表示された方法で保存した場合に、美味しく食べられる期限を示す。・期限を過ぎたからといって食べられないということではない。【消費期限】・開封せず表示された方法で保存した場合に、食べても安全な期限を示す。・期限を過ぎたら食べない方がよい。 どっちがどっちでも、あらパパさんにとっては関係ねぇ。 あらパパさんは、売ってる食材が食べられるものか?食べ...
焙煎昆布の味比べ -第二弾-
今回入手できた良質な浜中産のネコアシコンブを、あらパパさんの推奨する自家焙煎で楽しんでみました。 もともと、他のこんぶにない独特な風味をもつネコアシコンブなので、少々期待をしながらの焙煎でしたが、以前の実験で分かった『粘りのある昆布』の場合は、焙煎するときに粘々成分が出てきて引っ付いてしまう現象があったので、粘り成分の多いネコアシコンブも、そうなってしまうのではないかと思いつつも…煎り煎り。 な...
昆布ダシの色と味と風味
昨日は利き昆布ダシでリシリ・ラウス・マ・ヒダカの4種類を比べてみました。 一般的に『澄んだダシ』『上品なダシ』『濃い香り』『コクのあるダシ』などなど、昆布の種類によって様々な表現をされていますが、実際はどうなのよ!!ということで、あらパパさんの昆布コレクションの中から4種をみつくろって、いろいろと比べてみました。 それぞれの昆布3㌘をカップに入れ、湯を100㏄注ぐ。 あらパパさんのお勧めする1㍑に対して1...