北海道の赤飯

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 タイトルにある北海道の赤飯。 北海道といっても一部の地域の赤飯になるのかもしれないのだけれど、あらパパさん(浜中町)もあらママさん(厚岸町)も子供のころから食べてきた赤飯は、甘納豆の入った甘~い赤飯でした。しかも赤飯の色は、石油を原料として作っている食紅(赤色102号)です。 あらパパさんは、甘いご飯が好みではないことと、食紅がイヤだったわけではなく、嘘くさい食紅の赤色をしたご飯が気味悪くて、これ...

Yahoo!ブログのバックアップ

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 ホームページクローンというソフトを使って、定期的に…とはいっても半年に一度くらいに『こんぶログ』をバックアップしています。先日、ブログのクローンを作って確認したところ、読み込めないページが続出した。 ソフトと言っても100円程度を支払うと使えるフリーソフト的なものなので(とはいえとても便利)エラーが出たのかな~とも思いながら、読み込めないページを『こんぶログ』で確認してみた。 するとどうしたことだろ...

稚内産のマボヤ

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 マボヤの美味しさの認識が変わりました。  ホヤはやっぱり、根室オホーツク海側のアカボヤに限る。オホーツク海側といえど羅臼方面や太平洋側のアカボヤでは苦みがあり美味くない。あらパパさんはズーッとそう思ってました。 マボヤは自ら捌いて食べたこともなかったのですが、居酒屋などのメニューにあるマボヤの酢のものを何度と食べて美味いとは思ったことは一度もなかったのです。 今日、ご近所さんから頂いた稚内産の新...

サルベージ料理10日目

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 サルベージ料理に挑んでから10日間が経ちました。 毎日、冷蔵庫や冷凍庫や冷暗所と相談し、あるものだけで食事を楽しんでいる、あらパパさんとあらママさん。 冷蔵庫と冷凍庫と冷暗所にはたくさんの食材が眠っています。まだまだ食材の買い出しは必要なさそうです。 先日、冷凍庫に眠っていたニシンを解凍した。以前お向かいのオジさんから頂いたものなのですが、真空パックにし冷凍保管していたものを解凍し、2枚に開き内臓...

前浜調査2017/01/26

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 昨日は宗谷地区の流氷状況を確認するため浜廻りしてきましたが、本日は潮汐状況を確認後、根巻昆布状況確認のため、稚内各浜を廻ってきました。 ノシャップ恵比須方面の前浜では、抜け落た新昆布を拾い集め、根を綱に縛り蓄養する『根巻昆布』を見ることが出来ました。  昨年の稚内は、昆布の繁茂が芳しくなく、根巻用の昆布すら無かった状況と聞いてましたが、何本も連なる根巻施設と生長中の昆布を確認すると、例年の状況を...

流氷調査2017/01/25

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 昆布漁師と運命共同体のあらパパさん。 毎日の日課、海氷速報をチェック(前日の状況になります)。 ちなみにこの日の海氷速報の状況はこちらをクリック。 流氷が宗谷湾から紋別にかけての沿岸に…。 よっしゃ~ 行って来るか!! 海氷情報のとおり、宗谷湾からぐるっと岬を超えて東浦まで行ってきたのですが、間違いなく流氷は接岸しておりました。 現状では、昆布の繁茂する海底を流氷がどの程度削りとっているかは想像つ...

本日のおらほは広島焼き

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 今日は持込居酒屋おらほ稚内店の開店日。 あらパパさん特製の広島焼きを部下君へ食べさせてあげようと思いまして^^; いつもとは違い、天かすの代わりに焙煎昆布を忍ばせてみました。 広島焼きは、現地の広島で伝授してもらった作り方だとか、作る時に使う大きなヘラはその方からプレゼントされたものだとか、子供たちに愛されるオヤヂの味にまでなった、これまでの経緯や思いでなんかも語りながらの広島焼き。 とりあえず...

流氷初日!?

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 昨日、流氷が猿払村や枝幸町に接岸したとニュースで確認。 いつもチェックしている第一管区の海氷情報センターのデータでは、いまいち微妙な状態だったので、流氷調査を目的とした浜廻りには出かけず終い。 何事も旬が大事と思っているあらパパさんなので、ニュースを聞いてから出かけるよりは、その時の旬の画像をお借りして記事にした方が満足がゆく。 なので、稚内在住のSNS友(まだお会いしたことがない)の方から、昨日...

本日のサルベージ料理

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 食材にあふれた生活を少しでも解消するために、食材の買い物をせず2週間続行のサルベージ料理を決行してます。 決行後1週間。毎日の食生活(一日一食)に全く不便はありませんし、食べるものもまだまだ豊富にあります。 今日は、先日口切した酸味の強いイズシと、玉ねぎ人参牛蒡にホタテのかき揚げと、金時豆を昆布水で煮て、沖縄産アオサの味噌汁と玄米粥。 日本の食文化。最近は特にそうなのだけれど、ダシの大事さが身に染...

イズシ作り -2016- 変わり種

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 今年のイズシ作り。あらパパさんの基本は鮭なのですが、今年は今後のためにも変わり種の魚種をいろいろと試してみました。 プラ樽で作ったイズシ(失敗)には、鮭の他、ホッケとシマソイとガヤと茹でダコと茹で白子(鮭)を入れた。 結果、イズシとしては失敗したけれど、ホッケとタコは当然に美味しいのはわかっていましたが、ソイ系の魚も美味しいことが分かったし白子も見た目は悪いけれど美味しいものだと知った。ただ、ソ...

余興

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 先週の金曜日、あらパパさんの職場が入居させて頂いているビルの新年交礼会が開催されました。 これまでに、入居させて頂いているビルの新年交礼会は、根室と日高でも毎年開催されていたのですが、ここ宗谷管内でのそれは…レベルが高い!高すぎる!! 大会議室にテーブルを準備し、食べ物や飲み物そして余興を担当幹事さんで仕切って開催するのですが、結婚式場をイメージしてしまうような白いテーブルクロスに、席順を決める方法...

イズシ作り -2016- 第二弾 結果

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 昨年の12月13日、あらママさんの実家から届いた贈り物の中に入っていた、脂ノリの良いサクラマスのアラ部分を使って、野菜多めのイズシを仕込んだ。あれから40日、昨夜からの逆さ圧しを終え、たった今、口切してみました。 簡易漬物器で少量ではありましたが、プラ樽で作ったイズシより出来栄えは成功。 野菜が多かったためか少々酸味は強いですが、酸味はあらパパさん好みでもあるし、少量なのですぐに食べてしまいそう。し...

流氷観測

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 この時期になると、第一管区海上保安本部 海氷情報センターのHPをチェックするのが、あらパパさんの日課でもある。 昆布にとって、良くも悪くも影響をもたらす流氷の動きが気になって仕方がないのです。 北海道でも道東の羅臼とか根室半島とかが流氷の接岸する土地としては珍しくないのですが、太平洋側に回って、あらパパさんの実家がある浜中町から、もしかするとあらママさんの実家の厚岸を超えて釧路まで到達したり、えり...

サルベージ料理

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 サルベージ料理とは、使い切れずに余った食材や、冷蔵庫に眠っている食材を、無駄なく使い切るという、エコな考えから誕生した料理法。らしいです。 ってことは、使い切れずに余った食材なら、あらパパさんちで普段食べている『昆布』を使った料理はもしかしたらサルベージ!?に…なるかも!? だってさ、単純にストックしているレベルではない量なので…余っていると言えば余ってるし…。とはいえ何十年経とうが昆布は腐らないし、...

国際電話

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 国際電話といっても、あらパパさんがかけたわけじゃありません。 以前、あらパパさんへお問い合わせ頂いた方と、昨晩やっとのことでお話しをすることが出来たのでした。 11月に掲載したリシリコンブのテイストした記事をご覧になったこの方から、次のようなFBメールが届きました。 あらぱぱさん、こんにちわ! ドイツ在住の○○です。  あらパパさんの昆布の記事、いつも與味ぶかく読んでおります。 海外在住30年、翻訳...

冬眠

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 この時期(12月~6月)の宗谷管内、昆布の検査が全くない。 継続されてる統計資料も全くない。あったとしても作成は瞬殺。 平成9年から12年の4年間、稚内検査事務所は廃止していたからか、あらパパさんたち職員は夏の間だけ出張で来ていると思われている関係者は少なくない。 先日もある会議後の新年交礼会で、『今日は札幌からいらしゃったのですか』と、関係漁協のお偉いさんから…。 事務所の再開(平成13年~)...

自分らしさ

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 昆布に対する価値観も、仕事というものの価値観も、人生の価値観も人それぞれ。 それって他人だからではなく、仕事の関係者であってもそうだし、同じ職場の職員間でも違う、家族だって夫婦だってそう。 そんな価値観の違う世界をもった者同士は基本的に水と油みたいようなものなんだけど、何かしら思いが通じるところもあってうまくいくこともある。仲の良い夫婦がそうかもしれない。あらパパさんとあらママさんみたいに^^v...

焙煎昆布の味比べ -第二弾-

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 今回入手できた良質な浜中産のネコアシコンブを、あらパパさんの推奨する自家焙煎で楽しんでみました。 もともと、他のこんぶにない独特な風味をもつネコアシコンブなので、少々期待をしながらの焙煎でしたが、以前の実験で分かった『粘りのある昆布』の場合は、焙煎するときに粘々成分が出てきて引っ付いてしまう現象があったので、粘り成分の多いネコアシコンブも、そうなってしまうのではないかと思いつつも…煎り煎り。 な...

部下君のお土産

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 今日は持込居酒屋おらほの開店日。 部下君と二人で飲む酒は今日が今年初めて。 年末年始の長期休暇で帰省(四国)した時の土産話に、あらパパさんはいろいろと勉強になることばかり。行先々でみた昆布の販売状況は部下君にとっても大変勉強になったとの事でした。 途中立ち寄ったという長野でのお土産に『水尾』という日本酒と、原材料に昆布を使用し煮込んで作ったと言う子持ち鮎姿煮をいただきました。 水尾の華やかな美味...

価値観

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 老若男女、世の中にはたくさんの人々がいますよね。 都会と田舎のように住まいも違えば、人種や文化のように国も違ったりします。 当然、それぞれに価値観というものが違ってきます。 食生活や趣味もそうですが、性格や人生観までもが影響してくるものです。 なので、余程の事がない限り、価値観が合うという事は難しいのかもしれません。 今回の帰省でも、あらパパさんを子供のころから知っている方々の故郷に対する思いと...

最後の教え

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 人の死はその人の最後の教えと聞きます。 死を持って教わる事は、教わる方々も感じ方はそれぞれに違うでしょう。 年末年始、叔父から人生にとって最も大切なことを2つ教わりました。 1、家族や仲間、関わる全ての方々を大切にし感謝する人生を過ごすこと。 大切な方々の涙の分だけ、叔父の偉大さと愛を感じました。 2、家族や仲間を悲しませるようなことのないような人生を過ごすこと。  大切な方々の涙の分だけ、叔父の...

ありがとう

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 貧乏な昆布漁師で生まれ育った父の兄妹弟は男6人女1人。 以前にも紹介しましたが父は三男で現在77歳。 あらパパさんの父は浜中漁業協同組合の職員でしたが、本家の伯父さん(次男)と弟の叔父さん(五男)は昆布漁師を継ぎました。 全同各地の現在の昆布漁家では、二人の息子が継ぐなんて考えられない状況ですが、この頃の環境ではそれほど珍しくもない継承状況だったのではないかと思います。 本家と別家、家も隣、お正月や...