-
流通と昆布製品の価格
令和元年、北海道昆布の水揚げが全道的に少ない。 その影響か、上等級の製品価格は頭打ち(限界ギリギリ)のようですけど、下等級の製品価格はこれまでも十分に高価であったはずの価格が更に上回っています。 ところによっては、上等級と下等級の差が殆どなくなってしまった昆布製品もあります。 昆布の流通に限らず全ての商品は、生産者から卸売業者へわたり小売業者へと流れていきます。 そしてその逆方向に貨幣が流れてく...
-
生モノ優先
利尻礼文島の夏はウニ漁が盛んで、ウニ漁が出ると昆布の検査と集荷は午後から行います。秋になるとアワビ漁が始まるけど、海のシケる日が続く季節でもあるので、アワビ漁が出て昆布の検査と集荷を後回しにする日は、ここ数年あまりなかったような氣がします。 今年は、昨日今日と関係地区のアワビ漁が出たものだから昆布の仕事は後回し。午前中はアワビ漁と集荷の見学をしてました。 採取してる漁業者のテク...
-
あらパパさんの鮭の好き嫌い
近年は年に一度だけ作るイクラの醤油漬け。数年前までは年に何回も漬けたし、醤油だけでなく塩漬けとか味噌漬けなんかも作って楽しんでました。何故、漬けなくなってきたかというと、鮭の生臭さが苦手になってきたんです。旬の物なので身体が欲しがるのだけれど、舌と胃袋が拒否するんです。鮭を使った食べ物で食べると吐く物と、何とか食べられる物、逆に好物な物を少しだけ羅列してみます。自分でいうのもなんですけど、ちょっと...
-
鮭のチタタプ
アイヌが食べてたという本物の鮭のチタタプを、出来るだけ忠実に再現し味見したいと以前から思っていたので、今回入手した新鮮な鮭を使って作ってみることにしました。出来るだけ本物に近い作り方にしたかったんですけど、メスだったので白子は残念ながら入らない。主な材料は、氷頭と中骨、ヒレと血抜きしたエラ。これを細かく刻んで塩を加えて出刃包丁でチタタプ!身がほとんど入ってないので、チタタプの度に粘着するまで具材は...
-
自然と不自然
まだまだ忙しさが続いてるあらパパさん。 毎年のこの時期、出張の疲れやストレスが蓄積されて一氣に身体の中から様々な症状のデトックスがあらわれます。今年は38度以上の高熱が5日間も続きました。 流石に、何でだべ?と不安になるほどでしたけど、不自然な生活が続いたための好転反応なのだろうと、自身の自己治癒力を信じ乗り越えました。 身体がクリアになった清々しい体調で今月も休日返上、昆布検査を頑張ま...