昆布ダシの色と味と風味
昨日は利き昆布ダシでリシリ・ラウス・マ・ヒダカの4種類を比べてみました。
一般的に『澄んだダシ』『上品なダシ』『濃い香り』『コクのあるダシ』などなど、昆布の種類によって様々な表現をされていますが、実際はどうなのよ!!ということで、あらパパさんの昆布コレクションの中から4種をみつくろって、いろいろと比べてみました。
それぞれの昆布3㌘をカップに入れ、湯を100㏄注ぐ。
あらパパさんのお勧めする1㍑に対して10㌘の昆布ダシに比べると3倍の濃さとなる状態です。色や味、風味の違いを見るために、あえてこのぐらい濃くしてみました。
そして、それぞれのダシの出具合もあるので、常温で2時間、冷蔵庫で3時間かけて水出ししました。一度味見して、さらに翌日まで冷蔵保管して再度味見もしてみました。
結論から言いますと、ダシの色の濃さの順は、薄い順からリシリ→マ→ラウス→ヒダカ。あらパパさんのイメージ通りだった。
しかし、しかしですよ!
味の濃さとか風味とかって、味比べしてみないと分からない。
種類が違うと色も味も違うのは当然ですが、新物と越年物、天然と養殖と促成、天日と機械乾燥、産地、そして何より半日以上かけて水出しした昆布ダシの味の違い。
質の良いリシリコンブの美味しさを再確認したあらパパさんでしたが、びっくらこいてしまうくらい色々と感じました。
そしてホントに思ったのが、中途半端な知識って全く役にたたね~もんだな~と…。
気になる方はいろいろと試してみるのが大事だと思います。
いろいろな種類や品質をそろえるのが大変という方は、あらパパさんの職場へいらっしゃって下さい。連絡してください。味見もそうですけど、あらパパさんの知識は惜しげもなく、しかも、地域や昆布や関係者に対する贔屓も無しで昆布の色々(暴露的要素ある内容も何でも)を教えちゃいます。^^v
ちなみに、画像サンプル(左から)は本年度の稚内産、平成15年度の南茅部(促成)、平成18年度の羅臼産(赤)、平成25年度の井寒台産。
昆布製品の6次産業化、製品のアイディアなど品質のこだわりや管理
あらパパさんの意識と共鳴した、共振した、似た目的だ!
そう思ってくださった生産者や販売者の方々に、あらパパさんの持っている情報や知識、そして時間をご投資させてください
一般消費者の方からのお問い合わせも大歓迎です
(2022年、相談料は無料期間中です)
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