リシリコンブとオオワシ
冬の使者、オオワシ。
この時期になると繁殖地の北から日本の冬鳥として南下してきます。
♂は全長約89cm、♀は♂より大きく約102cm。翼を広げると約240cmとデカい。
完全な成鳥になると、翼の前と尾羽、足の羽毛が真っ白で遠くからでも目立ちます。
海岸に打ち寄せられた魚や海獣の死骸とか、河口では遡上し息絶えた鮭の残骸などを啄んだりと、オオワシの他、通年生息しているオジロワシやカラス、カモメ類の食事タイムで早朝から賑わっています。
宗谷の海は、採りきれないリシリコンブが海岸に打ち寄せられています。誰も拾わないのでグタグタに…。
そのグタグタになったリシリコンブや他の海藻の中に、魚や海獣の残骸を探し求め、食物連鎖の頂点から順に獲物をいただくようです。
ずる賢いカラスも、頭部の毛を膨らませ威嚇するオオワシには敵いません。
※左に写っている色違いは幼鳥です。
カラスへの威嚇後、鋭い爪でガッチリ押さえ、鋭い嘴で引きちぎる豪快さは、いつみてもゾクゾクします。
旨そうに食べているオオワシをみて、ふと思った。
波打ち際に寄せられた昆布の中に埋もれている魚や海獣の残骸って、ある意味あらパパさんの大好きな魚の昆布〆と同じ状態だよな~…と^^
うま味と熟成。オオワシも通だね~
あらパパさんも軒下で15日間熟成乾燥させた干スナガレイが、そろそろ干し上がりそうなので、一枚だけ味見してみることにした。
不味いわけはないと思うが、塩梅のいいコブダシの特製ダレに漬け込んで干したスナガレイの味は如何に!? ^^v
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