厚岸産のSpecialなカキえもん
先日、厚岸の(株)マルユウ海楽のFBページで知ったカキえもんSpecial.
そんなSpecialなカキえもんがあったなんて知らなかったので、思わず、こんな感じにシェアをした。
今年も、本州の友達から厚岸のカキえもんの注文を受けたので、 義姉にお願いし発注した。
本州の友達はこれまで、一緒くたに売られている様々な地域の各ブランド牡蠣や、居酒屋などにあるメニューの牡蠣を食べられてきたようですが、漁業者個人から直で購入できる厚岸牡蠣の美味しさと、安定した高品質に感動されてます。購入される方は品質だけではなく価格でも大満足。販売する漁師も販売価格に大満足。
そこで、牡蠣と昆布を比べてみることにした。
味ではなく環境を。
漁業の後継者不足。
後継者のヤル気。
水揚げ、出荷、販売方法、浜値、流通価格…。
昆布の環境はどうなんだろう!!
購入される方が少なくなってきているのは、食文化が変わってきているだけではないような気がする。
昆布漁師も労力に対して魅力ある価格ではないし、採取、製品化、出荷、価格、流通も昔々その昔から、全くと言って良いほど変わっていない現実に問題があるのではないでしょうか。
昆布の採取から消費までの様々な場面で生きている人間がいるので、どこの場面が必要ないとは言わないが、『処理が面倒』だとか、『正規ものの流通に影響が出る』だとか、いろいろな『やらない』理由を考えて潰すのではなく、若い漁師に魅力ある環境作りを出来る範囲からでも始めるべきだと思う。
上手くいかないことであれば淘汰されるだけの事。
失敗など恐れず、アイディアの数だけ挑戦あるのみと、あらパパさんは大きな声で叫びたい。
昆布業界を衰退させたくないと思っている方へ。
大げさな話かもしれませんが、あなたの娘さんを昆布漁家へお嫁に出せますか!?あなたの家族が昆布漁家へ転身するといったら、大賛成できますか!?
できる!と言えるような魅力ある環境作りをしなければ、昆布を採ってくれる漁師は近い将来…天然記念物状態になってると思います。
昆布を採らなきゃ!たくさん採らなきゃ!!足腰いためて頑張らなきゃ食べていけないぞ!!という昔々のそのまた昔の時代の考えや状態も、何から何まで現代とは全く違うのです。その当時の感覚でおられる方々の考えでは、何を考えても体裁だけのような気がしてならないし、そうでなくとも表向きの昆布業界に浸っている人間(あらパパさんも含め)では…正直、何も変えられないし変わらないような気がしてなりません。
流れを変えるのは、いつも出る杭は打たれる反逆者的存在の人間なのかもしれませんね^^;
昔々のそのまた昔、今現在の表向きと言われる昆布の流通が、当時の表向きだった流通をぶっ壊した張本人なのですからね。
昔々のそのまた昔、今現在の表向きと言われる昆布の流通が、当時の表向きだった流通をぶっ壊した張本人なのですからね。
浦河百話、無砂昆布―日高昆布共販の幕開け。