養殖昆布の種
養殖昆布の種といっても植物で言う種のことではありません。
昨年種苗して生長した一年生の昆布から、来年に水揚げ予定の昆布が新たに再生する時期。その現在の状態を来年の『種』と言ってます。
一年生の古い昆布(昆布に雑海藻が付着している)から、二年生の新しい昆布(ぴかぴか新鮮な部分)が葉元から再生(突き出すように)します。
漁業者はその種の状況をみて、来年の昆布は良いとか悪いとか判断したりします。
今週の利尻島出張時も、養殖昆布業者は寒い中、種の巻き付け作業に勤しんでいました。
利尻島も地区によっては不同ですが、現状では『まずまずだな』という生産者がほとんどでした。
あらパパさんも増産を期待してます。