江戸前の千葉海苔
この頃、あらパパさんの周辺では『物々交換』が激しい。
他人のフンドシで相撲をとるというのか、わらしべ長者というのか、公私混同というのか、人と人との豊かなつながりというのか…。
職業柄、地域の昆布がサンプル用として入手できたり、食べきれないほどの魚介類をいただいたりするので、その頂いた一部を様々な方々と物々交換するわけなのだが。
あらパパさんがお金を出すのは送料だけになる…なんだか申し訳ない気持ちでいっぱいなのだけれど、一番はお腹がいっぱいなのである^^;
コバタケファームから届いた無農薬無化学肥料のお米と手作り梅干し。
先日も紹介しましたが、名古屋からは鮎いろいろ、ブロ友yubaさんからは、おきな昆布の昆布の佃煮が届いてましたし、今回はなんと、文章の書き方を教えてくれた諏訪氏から『江戸前ちばのり』が届いた。しかも、様々な種類(品質)のものがたくさん。
中には1枚100円もする超高級海苔も入ってました。
”食のテロリスト、あらパパさんのお口に合うことだけを願ってます”というメッセージがあったけど、口に合うどころかこんな高級海苔は生まれて初めて食べますから、合うも何もあったものじゃないですよ!!
超高級な海苔にはビビりましたが、せっかくなので美味しいうちに遠慮なくいただくことにします。
ということで、さっそくに大好きなオニギリにして食べてみました。
海苔の美味しさを味わうにはオニギリが最高ですもんね。
コバタケファームのお米でにぎったオニギリ。
具にはコバタケファームの自家製梅干し、あらパパさんお手製の明太子、そしてyubaさんから頂いたおきな昆布の佃煮を入れました。
酸味がたまらなくウマい梅干しには『走り』に収穫した秋芽一番摘という品質の海苔を、お手製の明太子には青海苔が混入した青混ぜという品質の海苔を、yubaさんから頂いた昆布の佃煮には、1月中旬から3月にかけて収穫したいわゆる『後どり』になるのものなのか!?焼海苔特全という海苔を使ってみました。
海苔の柔らかさや、しなやかさや、色や艶など、それぞれに特徴があった。
さすがに走りに収穫したという海苔は柔らかで色は黒く艶も一番でしたが、かといって香が一番良いかというとそうではない。後どりになると当然固さは出てくるけれど香りがないわけでもないし、青混ぜは固さやしなやかさはさほどではなかったのだけれど、青海苔の香のハーモニーは最高に良かった。
こだわるならば、具の種類によって使い分けもしたいし、直ぐに食べるか時間を置いてお弁当として食べるかによっても使い分けしたい。それに、オニギリだけではなく、おかず海苔として食べたり、お寿司の軍艦に使うときなど食べ方でも使い分けしたいと思った。
海苔も昆布も本気で関わると奥が深い。
まるで底なし沼のようにズボズボとハマってしまう。
もう、安くて香りのない海苔は食べられなくなってしまったようだ。
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