アイナメとウサギアイナメ
2017/05/30
北海道では一般的に馴染みのある外道魚のアブラコ「油子」ですが、本州では料理屋さんで食べられるほどの高級魚、アイナメ「鮎並」「愛魚女」と聞いています。
アイナメには、最近流行の〝アニサキス〟や、さらにデカい線虫が、季節によっては大量に入ってることがあります。ってか確実に入ってます。
なので一般では嫌われやすい魚なのかもしれませんね。
でね、あらパパさんの故郷は北海道の道東なんだけど、その辺で獲れる油子は〝ウサギアイナメ〟という種類で、今住んでいる北海道の道北では〝アイナメ〟という種類が獲れるんだよ。
宗谷管内でも、オホーツク海側はどうか分からないけれど、日本海側にはアイナメがいます。
あらパパさんは油子が大好物なので、安く売ってりゃ~即購入です。
今回も50㎝前後の礼文島産アイナメが安かったので即購入。
三枚に捌いた後、身の中から20匹くらい〝線虫〟をほじくり出してやりました。
それでもまだいるんだけどね。
道東に住んでいたときから、ウサギアイナメとは味が格段に違うと聞いていたアイナメ。
道北に来て初めて食べたのだけれど、アイナメはやはり、違った。
脂ノリもうま味も、ウサギアイナメよりは確実に上品。
食べ方は、あらママさんも子供達も大好きな味噌漬けで。
先日、昆布を使って仕込んだ西京「風」味噌で、「愛魚女」を漬け込みました。
じっくり焼くと、身から滴る脂とうま味が…ジュジュジューーーッ。
香ばしさがたまら~ん。
なまらうんめ~