稚内リシリコンブ早採り漁
北海道内で一番早い〝採り昆布漁〟は『根室市の落石(おちいし)漁業協同組合で出漁される春くきながこんぶです』と、あらパパさんは以前紹介しておりましたが…。
間違いでした
正しくは、北海道で一番早い〝採り昆布漁〟は『稚内漁業協同組合で早採りとして出漁されるリシリコンブ』でした。
稚内漁業協同組合では、その年の繁茂状況によって、水揚げが全くない年もあるのですが、漁期としてはGW開けから6月の中旬くらいまでの間を、漁業者各々の判断による自由操業として漁期をもうけているそうです。
今年の漁期は5月8日から6月20日まで。
一昨日、午後からの浜回りで、干されている昆布を見ながら、許可のある漁業者を確認した。
翌日、朝早くから直行で浜を回り、採取・水揚げ・品質・作業などなど、部下君の勉強も兼ね、お昼近くまでなんやかんやと各地区を回ってきました。
前日よりも朝からの天候が思わしくなかったため、出漁している方々は少なかったようだけれど、それでも、声問地区では何隻か出ていたので、水揚げしたばかりのリシリコンブを、部下君へ間近で見せてあげることが出来たし、漁業者からも普段は聞くことのできないお話しも…。
都会育ちの部下君ですが、いろいろと感じられる事があっただろうと思う。
あらパパさんは、朝から夕まで事務所にこもって、製品になった昆布と規格ばかりを〝にらめっこ〟していても、検査員としての知識や経験は全く生長しないと思ってます。
やはり、現場のいろいろを〝見て〟〝聞いて〟〝感じる〟これがとても重要な事で、新人の部下君だけでなく、ベテランのあらパパさん達にも…。
浜回りは大事だよ~
ということで、今回の浜回りで得た情報は、明日からの「こんぶログ」に主題分けして記録しようと思います。
・繁茂状況
・早採り昆布
・採取状況
・昆布の干し方
・製品の出来栄え
・混獲される昆布
・サンプル作り
・食べる
ざっと考えただけで、8記事くらいはいけそう。
ここ数か月、毎日更新しているのですが、しばらくの間はネタにも困らなそうです。