チヂミコンブを食す
生のチヂミコンブを入手したあらパパさんと部下君は、それぞれに生のチヂミコンブを茹でて食しました。
チヂミコンブの繁茂するこの土地でも、今では滅多に食べる方(もともとそれほど食べてはいない)がいないというのだから、もしかすると、チヂミコンブの生を茹でて食べたことのある人間は、この世にあらパパさんと部下君と…あと何人いるのだろう。
もしかして俺たちだけかも!!
なんて思いながら実食!!
あらパパさんは、初めて茹でる昆布なので、茹でながら柔らかさを確認してみました。
沸騰3分では少々固い感じがしたので、5分ほど茹でてから冷水に晒しました。
きれい~
チヂレ具合も色も堪らなく興奮するでしょ。
そして
うまそーーーっ!!
早速、刻んで細かく切って、あらパパさんの故郷の味『トロロコンブの大根おろし和え』と同じ食べ方で食してみた。
昨年初めて食べた〝乾燥したチヂミコンブ〟では、粘りを十分に感じられた気がするのだけれど、今回のこの食べ方では粘りが少ない!?それとも昆布の若さの問題か!?
普通の昆布よりは粘りはあっても、持ち上がるほどの粘りがない!!
物足りないと言えば物足りないが、良く言うと喉を詰まらせることなく、食べやすい。
せっかくなので、さらにたたいて細かくして、二杯酢でさらっと食べてみた。
※お好みで三杯酢も
これも粘りは強くはないけれど、なんとも慈悲深い美味しさで気に入りました。
思ったほど粘らなかったチヂミコンブでしたが、食べてみて感じたのはそればかりではなく、沸騰で5分も茹でたのに結構固い。故郷のトロロコンブも比較的固いのだけれど、身が薄い昆布なのでそれなりに食べられるのですが、チヂミコンブは厚さがあるのでできるだけ細かくたたくか、もう少し柔らかくなるのなら茹で時間を調整してみるか、次の機会があったら再度挑戦してみたい。