宗谷管内のリシリコンブ
利尻島も礼文島も天然昆布が少ないとは聞いていたけれど、実際に出漁してみて各地域の状況がハッキリとしてきました。
利尻島の4地区では、何とか採取できているのが仙法志地区。それでもかなり少ない。
それ以外の地区では1戸で2駄とか3駄とかというから最悪だ。
等級ごとに選別しても1駄にまとまるものが無いという。どうすんのよ!!
あまりにも少ないという状況に、消費地からの引き合いもなおさら強くなる。
ただでさえ少ない採取量なので、出荷される昆布はさらに少なくなることでしょう。
希少で人気あるリシリコンブは、一人歩きも軽快で道内一に足が速いと思う。
参ったで
しかも、バフンウニの価格が〝浜値で㌔三万円〟を超えた。
こんぶ採りも旗なしフリーになったからといって、採る漁師なんて誰もいね~。
そろそろここの地区は、何か考えなくてはヤバいんでないかい。
人減らして対応できるように、道営時代から変わらない検査体制(検査と集荷が同時進行なので、数十名の人員が必要。多い地区では50名弱の総動員)の見直し、先ずはこれっきゃないんでないかい。
エゾバフンウニの剥き身。この量で八千円~九千円だそうです。
ウニ採ってる漁業者でさえ、喰えね~と叫んでます。
どこでだれがどう食うんだろうね。
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