こんぶ製品づくりに関するホームページ
宗谷管内のこんぶ製品にかかわる説明会も全て無事に終わり、先週からは昆布検査も始まってきました。
季節は秋を感じさせる気候になってきましたが、あらパパさんの仕事は夏真っ盛り。
宗谷の短い夏を精一杯、部下君と協力し合い頑張りたいと思っています。
そんな時、留守中の事務所に連絡が入ってました。
〝気になる昆布〟があるので見てほしいとのこと。

問い合わせをいただいた方は、稚内市から車で2時間、枝幸町の漁師さんでした。
連絡を入れると、あらパパさんの事務所まで昆布を持ってやってくるという。
わざわざ申し訳ないです。
翌日、〝気になる昆布〟と、お土産という賄賂の昆布巻を持参し事務所へやってきました。
昆布の規格と他地区の状況、昆布の生育環境や製品の乾燥環境、昆布に対する漁業者の意識と消費地からの要望などなど、〝気になる昆布〟の選別方法のみならず、その昆布から様々な話が派生され、あらパパさんもいろいろと勉強になる事をたくさん聞けました。感謝です。
今回の件でもそうですが、これまで各地で行ってきた説明会でも強く感じてきたこと。
それは、漁業者へ伝えなければならないことが『活字と言葉だけでは伝わらない』ということ。
集まった漁業者の中には、今年から選別を始める若者から熟練された方々まで様々おります。聞きたいことや知りたいことも様々あるはずなのに、あらパパさんたちの説明する内容は何所でもいつでも変わらない。
かといって、あれやこれやと伝えたい事柄が多くなればなるほど、全てを伝える事は難しくなる。
少数の漁業者を相手にするのなら、昆布のサンプルや写真などを使って説明することも大事だけれど、大勢の漁業者へ様々な事柄を伝えるとなると、限られた時間で行う資料と言葉の説明会では全くもって伝えきれない。
昆布の検査員人生も25年を超えたあらパパさんですから、ここらで何か考えなきゃと思ってます。
ってか、25年も何をやってきたんだろうと情けない気持ちにもなるのですが、ここらで気づけただけれも良しとしよう。
先ずは様々な〝気になる昆布〟を検査の時に集められるだけ集める。
このブログを見ている漁業者さん。〝気になる昆布〟がありましたらサンプルとしてご提供ください。
その〝気になる昆布〟を使って、製品づくりに関するホームページでも作ってみようと思う。
作ってみるといっても無料で簡素なものを来年の説明会までにです。
良いものが出来るか、必要とされるものが出来るかは作ってみなくてはわからないので先ずはやってみたい。
例えばこんな感じのものを…。取り急ぎ作ってみました。
写真と読みやすい言葉を使った説明を添えて、様々な項目を詳しく載せたい。
選別初心者用の基礎を学ぶページも必要かな?
あと、色々と活用できるものも載せてみたいと思っています。
漁業者専用のページなので閲覧制限を設けようと思っています。
ユーザー名をarapapasan
パスワードを12345
※イメージページについては年内に削除します
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