なまらウマいぞ北海道-こんぶログ

生産予想の温度差

2017/09/04
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 今日は稚内の昆布検査でした。

 昆布の繁茂状況と品質と採取状況。
 今年のリシリコンブの価格と引き合い、そして漁業者のいろいろな思いと予算。

 様々な要因が重なり、今年の生産量の見方には、各団体の温度差が激しすぎる!!

 今日の検査であらパパさんは『どれだけ昆布とったの?』と、一戸一戸を聞いて回ったのだけれど、奥歯に物でも挟まったかのように…『思ったより昆布ないな〜』と目が泳いでいる漁業者。

 とは言え、長切も加工用も含めて50駄くらい出てる方々も、まだまだ始まったばかり(三分の一も終わってない)だというし、80歳の高齢者が1週間程度の出漁で50駄(今日の検査で半分出た)も採ってるというのだから、昨年並みってことはないと思う…。若い人は17日で200駄以上。均すと一戸、加工用も含めて100駄は出なきゃ(出荷)おかしいだろうと叫びたい。

 それなのに、昆布が無い無いと発言力のある漁業者がいうものだから、昨年と殆ど変わらない生産量を打ち出す関係機関が出てくるんだよな~。
 何をどう見てここまでの温度差が出てしまうのかが分からないけど…。
 流石のあらパパさんも、わけわからんくなって『もうどうでもいいや』『出荷されようが何処かへ飛んで行こうが好きにして』と投げやりに思ってしまった。

 昆布が海に無いというなら波打ち際に、これだけ昆布が流れ着くって事もないし、昆布が少なすぎて困るというなら拾う漁業者がもっといても良いはずなんだけれど…。
 ウニとかナマコが良いのかね!? 
 生ものはすぐにお金にはなるけれど…残んないよ!! 残すなら『昆布』、昆布を採らなきゃ!!
 
 今年は昆布をたくさん採ったもの勝ちだと、あらパパさんは思う。

 高価な昆布も製品に仕上げなければ、全く価値はない。
 海洋性(カキ付)でも、拾えるだけ拾った方がいいんじゃないかな~。
 夜干しでもなんでも良いから、干しとけば昆布は逃げないぜ!!
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