利尻礼文の長期出張が無事終了

今年はさ、新人君を一人前として考え、業務を進めなきゃならん年。
全くの一人で検査業務を行うデビューは運命のいたずらで済んではいたのですが、まともに行うのは、この9月からの検査業務であり、特に、今回の長期出張での検査では、結束された製品の他に、バラ出荷される製品の検査もあるので…これまた難しいし緊張もするところ。
今年は昆布が少ないのと製品の仕上げも悪かったので、荒れ昆布が全体的に多かったし、無理な選別や、ろくに選別もせず一緒くたにしてバラ出荷する方々も結構いたので、新人君はいろいろと戸惑っただろうと思う。
しかも、『今年は応援なしで頑張るぞ』というあらパパさんの意気込みにも、いらぬ緊張もあったことでしょう。
だけどさ、なんていうかな~。
まぁ~結論から言うと〝良く頑張ったな〟と褒めてあげたい。
細かいことを言うと、けっこう指摘することもあったり怒ったりもしたけど、余裕のない中で仕事をこなすのだから仕方ないっちゃ~仕方ない。
これからはマイペースで、余裕になった空き容量の分だけ知識や経験を吸収し頑張ってくれたら、それで良いです。
あらパパさんが新人君と同い年の頃は…なんてクダラナイ話はしませんが、あらパパさんが初めて独り立ちした年には、ここまでは頑張れなかったです。すごい事です。
〝傍から見るほどこの仕事は簡単ではないですからね〟
あとはあれだな、来月はまだ独りで行ってない地区に行けるよう調整すっから、頑張ってみなさい。
それにしても今年は昆布がねぇ~な~
少なくたって漁業者は毎年のお土産昆布も作らにゃならんし
少なくたって商売人は買付けしなきゃならんし
少ないほど人気はあって
少ないほど価格も高騰して
みんな、いろいろと躍起になってる
あらパパさんくらい経験を積んだ検査員が昆布検査に回ると、出荷された昆布の製品とか、等級とか品質とか、バラ出荷された昆布の状況をみるだけで、そういった事が手に取るように見えてくる。なるほどなるほど…と感じてしまう。もう少し、バランスよく出荷してくれるといいのになぁ~なんて思ったりもします。
そんな話も含めて、漁協の担当者様と夜の会で語り合ったりもしました。
検査業務をスムーズにこなせるのは、漁協の担当者さまのおかげですね。感謝。
あらパパさんはお酒好きだろうと思って準備してくれた海産物の数々。
お酒が呑めれば朝までコースの酒の肴ですが、下戸のあらパパさんにとっては豪華な晩飯。
おなかいっぱいいただきました。ご馳走様でした。
なまらうんめがった~
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