~昆布漁と家庭円満~
昆布検査に対するあらパパさんの考え方と言うか持論と言うか…。

細かい経緯や説明はしませんが、昆布検査の人員は〝1現場(1班)に1人の検査員〟を基本に考えてます。
研修期間の検査員を連れて回る時などは別ですが、経験が浅い若者だろうが、経験を積んだ年配者だろうが、件数が少なかろうが多かろうが1班で廻るというのなら、そこの現場に検査員を配置するのは1人。これは絶対です。
なぜかというと、これも細かい経緯や説明はしませんが…。〝棟梁が2人いる現場では家は建たない〟といわれることと全く同じ。
全てにおいて、ろくなことがない
なので、今年は独り立ちした部下君と2人体制で廻ったのは、日程通りにはなかなか進まない利尻漁協各所の第一回目の検査のみです。
それ以外は考えの通り、1班1人の体制で昆布検査を巡回してきました。
…おっと、またタイトルとはかけ離れた話から始まってしまった。
タイトルの話に戻そう。
枝幸漁協の昆布検査。
タイミングが合わず、あらパパさんは一度も検査に回ることなく個別検査は終了してしまいました。せめてバラ昆布の結束品を格付するときは、ご挨拶を兼ねお邪魔したいと思います。また、いつもいつもお気遣いを頂きありがとうございます。
昆布検査から帰ってきた部下君が、興奮気味に報告してくれたことがありました。それは、幅が18㎝もある枝幸産の天然リシリコンブを見てきたとのこと。
正直なところ、あらパパさんの中では18㎝の幅の昆布と興奮気味に伝えられても・・・・最初は、ん?って感じでした。だけどね、15㎝前後の昆布を数枚サンプルでいただいてきたというのでそれを拝見してみると。なるほど、18㎝のリシリコンブってスゲーかもと納得することができました。
その写真と内容を、その昆布を採ったという漁業者へのメッセージとしてFBに投稿もしました。すると、その漁業者から、18㎝の昆布は、広島の昆布屋さんからの提案で、広島の宮島に奉納しましょうという事になったそうです。
枝幸昆布の今後の発展、大漁、安全操業、自分達のモチベーションを上げる為、その他沢山の思いもあったので、とても良い機会だったと感激してました。
そんな立派な昆布をあらパパさんに見ていただきたかった、そして『あらパパさんのコレクションに』と思って用意もしてくれてたのだと話を聞きたときは、あらパパさんは大大大感激。調子に乗ってズーズーしいお願いもしてしまった。
さらに嬉しかったことは、今後の昆布の製品作りや様々な事を、あらパパさんに相談したいことがたくさんあるという事で、一度じっくりお話をしましょうとう誘いがあったこと。
そこで提案されたお題が『~昆布漁と家庭円満~』だったのです。

定期に行う昆布製品の説明会や昆布の巡回検査時では対応できない、漁業者との懇談。
かしこまった場ではなく、ザックバランに気兼ねなく話せる場。漁業者や漁協の思いも、あらパパさんたちの思いも、いろいろと話し合うことがこれからは大事なんだと思う。
これからも
噛めば噛むほど味の出る男になれるよう顔晴ります
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