手がけ『おぼろ昆布』
独学中の手がけ『おぼろ昆布』。


毎週、昆布を1本ずつ酢に漬けては、3日ほど寝かせ表面の黒い部分をかいて、さらに湿りの塩梅をみて3日ほど寝せ、白い部分のみをかいてます。
原料のほとんどがリシリコンブなのですが、天然を使ってみたりオーガニックを使ってみたり、利尻産や稚内産や枝幸産と産地を変えたりして、いろいろと試しています。
以前は『おぼろ昆布』というよりも『ぼろぼろ昆布』と言った方が〝らしい〟出来だったのですが、最近は『ぽろぽろ昆布』と言えるくらいになったかもしれない。
だけど、まだまだ粉状のものが多いですな。
昆布の湿りの塩梅かな…ブツブツ
刃の研ぎ方が甘いのかな…ブツブツブツ
アキタの塩梅も微妙だからなぁ…ブツブツブツブツ
もうね~、独学は良いのだけれど、食べるのがおいつかなくて、冷凍庫が袋で一杯。
毎日の味噌汁にドッサリ入れて食べるんだけど、夫婦二人じゃ~全然なくならない。
かといって、他人に差し上げるなんて、まだまだ〝こっぱずかしい〟しな。
だけどね、見た目は良くないけど、美味しいことは美味しいんだよ。
酢酸ではなく食酢の水割りを使っているので、酢の香もきつくないしな。

今日はさ、今更なんだけど、〝幅の広いリシリコンブ〟に使う専用の刃ではなく〝幅の狭いネコアシコンブ〟に使う専用の刃であったことに気づいた次第で…。
幅広昆布を使って、太白おぼろをかくなんて、あらパパさんの腕前ではまだまだ。
あれれれ~
上手くかけるよ~
しかも、かなり薄くて、スケスケのフワフワだし
これって、もしかして、スゲーんじゃね~

こうくると、マコンブとかリシリコンブとか幅の広い昆布用の専用刃が欲しくなってくる。
久々に物欲が発症した。どこで入手できるのだろう。
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