普段の当たり前に感謝
昆布調査を目的にした浜回りも、あらパパさんは、この時期から天気が良ければ回るようにしています。
浜を回ると、少ないながらもハセガケしている光景を見ることもできるし、生長の状況とか繁茂状況とかも予想することが出来る。
今日の稚内は久々に天気が良い。
この時期に青空が広がるなんてことは珍しいくらいだ。
特に今年の稚内は雪深くて海岸線沿いを散策するにも大変。足腰が自然と鍛えられる。
残念ながら昆布の状況を見ることはできなかったけれど、抜海漁港ではゴマフアザラシが挨拶をしてくれた。
せっかく天気も良いので、ドライブがてら豊富方面まで足を延ばしてみることにした。
寒さ厳しい冷たい空気のおかげか、利尻島も礼文島もクッキリと見える。
空気が澄んでいるのでしょうね。
これだけクッキリ、島が見えるのだから、島をバックにオジロワシの飛翔でも撮れたらなぁ~なんて思っていた矢先…。
思いが通じたのか…、出たよ!出た。オジロワシの夫婦が。
車を停めカメラを構えるも、カラスの大群がオジロワシを追いかけ回し、あっという間に空高く舞い上がる。
チャンスと言うものは一瞬の出来事なんですね。
稚内を出る時は気温がマイナス3度ほどでしたが、豊富に着くころにはマイナス8度。
どうりでシャッターを切る指が、寒いというか痛いはずだ。
空気はキンキンに冷えてますが、風もなく穏やかな日和。
空気中の水分が樹木に着氷した〝霧氷〟がとっても神秘的で綺麗でした。
広大なサロベツ原野にキタキツネの姿も。
この真っ白の極寒の地で、必死に生きる〝命ある者たち〟を垣間見ると、あらパパさんたち人間の生活とか生き方とかって〝なまっちょろい〟な~なんて思ったりして。
ってか感謝が足りないよね。
暖かな家も、暖かな衣服も、トラブルなく走りゆく車も、記憶を記録に変えるカメラも、何もかも全てを当たり前に思ってることが、実はそれほど当たり前ではないこと。
上をみればキリがないし、そんなんじゃ、いつまでたっても幸せにはなれない。
なので、何か辛いことが起きたり、嫌だなとか思う時は、あらパパさんは下をみるようにしてる。あっそうそう、物欲が出たときも先ずは下をみるようにしています。
下をみるって、上から目線的で、なんだか失礼な言い方かもしれないのだけれど、普段の当たり前が、如何に当たり前ではないことを知れる。
そういった事を知るか知らないかで人生も変わってくる。
全てに感謝できるようになれば、全てが幸せになれる。
今、この一瞬から、考え方を変えるだけで幸福感に包まれる。
あらパパさんは、毎日、幸せいっぱいだ。
今日は何日ぶりだろう?直射日光を長く浴びたのは。
太陽の光を浴びることだけでも幸福感が得られるなんて…。
稚内のこの時期は、毎日のように太陽が出ないので、そう感じるのかもしれないですね。
普段の当たりまえは、実は当たり前ではない。
普段の当たり前に感謝するべ
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