イズシ作り -2017-
今年のお正月に食べられるよう、昨年の11月に仕込んだイズシですが、今年は分量や温度などの記録は一切せず漬け込みました。
昨年は数量が少なすぎて自分用のサケを入手できず、ホッケとサクラマスを使いました。
結果はですね。失敗です。
何がって…。
ここには書けませんがイズシには一番重要なところなのに新たな試みをしてしまった事。
こう書いておけば、自分の記録としては十分。
でさ、今年は美味しいイズシを食べることが出来なかったんだけど(おつまみ程度は居酒屋などで食べたかな)、今日さ、ある地域の昆布漁業者が、賄賂のイズシをお土産に持って、あらパパさんの事務所へ遊びに来てくれたんです。
早速、部下君と味見したら、うめーーーのなんのって、自称イズシ評論家のあらパパさんも唸る美味しさでした。
頂いたのは、サケとサクラマスのイズシ。
サケはサケで定番の美味しさですが、サクラマスは脂身が多い分、嗜好性の高い美味しさでした。トロ~ッとしてうめーーのなんの。あらママさんも大絶賛でした。
でね、イズシの話はこの辺にして…。
今日はね~、何だかね~、色々と話を聞いたり話し合ったりしたのだけれど、『昆布業界の取引・流通状況』を改めて聞いたら、当事者の漁業者だけでなく、あらパパさんも、悔しいというか、情けないというか…。この時代になっても未だに儲けしか考えられない方々しかおらんのか!!と、今日は一日中、悶々として嫌な気持ちでいっぱいでした。
昆布業界では、生産地に望むこととして、生産量のアップとか衛生管理を強く訴えているのですが、生産地である漁業者がそれに対して何かを考え提案しても、漁業者の困るようなことを盾にして、四の五の様々な理由を投げかけるのです…。
面倒というだけでは断る理由にならないし…。
それとも、価格を下げるための理由でも探ってるのでしょうかね。
儲かる昆布とか
儲からない昆布とか
昆布って何なん?
この業界はやっぱ変わらん!
こんなんじゃ変われんよ!!
アホくさーーーーっ
昆布の世界から足洗いてーーーーって、何かあるごとに、あらパパさんはそう思ってしまうのだけれど、尻尾巻いて逃げるのは嫌いなので、やはり自分にできることを、小さなことからでもコツコツと顔晴りま~す。
あーーーーー、イズシうまかった~~~。