前浜調査2018/04/06
キタ北海道の宗谷管内にも春がやってきました。
今シーズンの冬は雪が多く、春がやってくるものかと心配もしてましたが、ちゃんと雪も溶けて春はやってきました。
鬱鬱も解消
今年の春は、天気の良い日が続いたためか、一気に雪が解け10日前と今では全くの別世界。
今日は、午後から珍しく仕事が入ったので、時間は遅かったけれど浜を回ってきました。
ヒバリがさえずる陽気に、春の若いリシリコンブがユラユラとなびいてました。
昨日今日、一部の海岸ですが昆布が大量に寄ったらしく、ハセガケされた春のリシリコンブが干されていました。
乾燥機へ入らない昆布は夜干しをかけるそうです。
だからこの時間でも昆布がぶら下がってたんだね。けっこう拾ったんだな。
2月に寄った時よりも生長したようです。長さも幅も厚さも少しずつ良くなってきました。
とはいえ、まだまだ春の若生い、身は薄く青く(緑色)塩っぽい。
その証拠に、干し上がるとヒョロヒョロになってしまう。
だけどさ、流石はリシリコンブ、風味も味も良いです。
あとは、本格的に採取する夏に、もっと多くの昆布が水揚げされること、そして組合へ出荷されることを祈るばかりです。
身体を労わりながら頑張ってくれな、父さん。
昆布拾って身体の調子を崩して病院に入院してるようでは採算合わんぞ。
しかしあれだね。昆布は拾いきれないくらい寄ったらしいけれど、拾った漁業者は年配者の漁師が数件。
若手の漁師は、安っすい水昆布なんか拾うより、ウニとかナマコとかタコの方が、時短でお金にもなるし手間はかからないし…ね…。
あらパパさん、寂し~っ。
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