昆布検査員と昆布大使のハイブリット
昆布の長さや重さや幅や色や乾燥度など、外観に重きを置いた昆布検査員と、昆布の味や使い方など、魅力や特性に重きを置いた昆布大使のハイブリットは…。
こんぶログの管理者
あらパパさんです
今日は、あらパパさんのみぞ知る昆布の不思議を紹介します。
何故そうなるかは、文章だけでは伝えきれるものでもないですし、誤解を招き〝めんどくせ~こと〟にもなりかねないので、その不思議の事例だけを紹介したいと思います。
数時間、昆布を煮出したらドロドロに溶けた!!
いつもと同じ種類の昆布なのに、なぜ今回は溶けたんだ!!
このようなクレームや問い合わせは、各地で少なくない事例です。
なぜ昆布が溶けるのか…。
そんなことよりも、そもそも論。全てがそうなるとは断言しませんが、昆布というものは数時間も煮込んだら…。
溶けるぜ
そったらこと当たり前だろ
クレームや問い合わせをしてくる自称料理人って、一流の料理人なのか二流なのか三流なのかはどうでもいいけれど、昆布の使い方くらいちゃんと知って使ってくれやと、あらパパさんは叫びたい。
茹であがった後はそのまま一晩放置し、今朝鍋から昆布を取り出しました。
せっかくなので昆布の状態を撮ってみました。
この通り、ドロドロに溶けてます。当たり前の事です。
しかもこの昆布は、煮昆布に向いている昆布です。
煮物に向いている昆布でさえこうなるのですから、そうではない、しかも繊維の柔らかな昆布であれば形状などなくなるくらい、ドロドロになってしまいます。
たしかに、クレームや問い合わせをいただく方からも言われるのですが、同じ昆布で同じ等級で、しかも同じ時期に採った同じ年度産の昆布であっても、溶け難い昆布と溶け易い昆布があるという。あらパパさんも、それは間違いない事だと理解してます。
なぜそうなるのか、氣になるところですね。
しかし、残念ですがこの場でお話するとはできません。
FBなどでも氣になってコメントをいただいた方々もいらっしゃいましたが、今後、どこかでお会いする機会がありましたら、その時はぜひその理由をお伝えしたいと思います。
ヒントというわけではないですが、原因や理由はそれほど不思議なことではないです。
今更タイムマシーンでもない限り確かめるわけにはいきませんが、昔々のそのまた昔に生産されていた昆布って、たぶんだけど、どこの昆布も繊維の柔らかな昆布が仕上がってたような、そんな氣がしてます。