こんぶとたまごのおはなし会(本番)
北海道サロベツ原野発
今回の昆布WS、いつもの事ですが、グタグタでスッキリまとめられませんでした。
60点だな
あらパパさんの性格なのかもしれないけれど、知ってる事を全て出し切りたい、全ての皆様が知りたい事ではないのに伝えたくなる。
結果伝わらない
欲張りな性格は、意識してお話しなければ、あっというまに脱線してしまう。
なので今回も、伝えたかった事だけをブログにまとめます。
大きく分けるとダシ用昆布と食べる用昆布です。
詳しく分けるとダシ用昆布でも、お吸い物や鍋、茶わん蒸しや蕎麦の汁など、種類によって使い分けすると良いでしょう。
食べる用昆布も、つくだ煮や昆布巻、結び昆布やサラダなど、これも種類によって使い分けすると料理の幅も美味しさも広がります。
しかし、しかしですよ
料理人だったり、どうしてもこだわった料理をつくりたい、というのであれば昆布の向き不向きを知っていただき使ってもらうことは大事です。でもね、一般のご家庭で普通に食べられている料理であれば、昆布の種類も部位も採取時期も、それほど気にせず使ってみては如何でしょうか。
本日、利きダシで味比べした5種類の昆布、味の差はそれぞれにあったと思います。だけどね、どれを使っていただいても美味しい味噌汁は作れます。ご飯を炊く煮物を煮るなど、料理に使う水を昆布ダシに置き換えて作ってみてください。それだけでいつもより美味しいご飯が食べられます。
昆布のダシというものは、ダシの美味しさを楽しむものではなく、メーンの食材の美味しさを引き立てる役目。縁の下の力持ちなのです。
あとは、昆布の保管方法でしたね。
〝乾燥を維持し冷暗所に保管〟というこれまでの常識(先入観)を覆した方法を皆様方に伝授させていただきました。
この方法で保管した昆布は、使い勝手がとてもよく、余計なエグミや青臭さを抑え、繊維も柔らかになっていきます。
先ずはあらパパさんのことを信用していただき、お伝えした方法で昆布の保管をしてください。もしも失敗されましたら、ブログからでもFBからでもよろしいですし、湯の杜ぽっけのスタッフ様へ連絡されてもよろしいので遠慮なくお申し付けください。いろいろとご対応させて頂きます。
昆布の食べ方や使い方は決まっていません。
どのように使っていただいてもよろしいです。
昆布は高いというイメージもあるかと思いますが、食品でありながら日持ちは異常なほど長く、メーンの食材を〆ることで保存性と美味しさを高めてくれます。そして昆布〆に使った昆布を再利用しダシをとることができます。ダシをとったあとの昆布は再々利用し佃煮や昆布巻などで美味しく頂くことができます。一石三鳥です。しかも、ミネラル豊富で食物繊維がたっぷり、栄養満点なのです。
北海道の昆布って魅力たっぷりでしょ
大事なのは見た目ではなく…中身です
卵のおはなし。
上勇知のカヤニファームの鶏さん。
鮭やリシリコンブも与えて育てているそうです。
1羽の鶏さんは1日に200gの配合飼料(できるだけ地元、全て北海道産)を食べているそうです。その内、昆布は0.3%を配合。↓
カヤニファームの伊藤さんは、昆布の配合は本当に僅かなんですがという。
あらパパさんとしては、1日3gの昆布の消費でさえ現代人はできていない状況ですから、現代の日本人より食べてるねって思ったよ。
あらパパさんでさえ、1日10g以上昆布を食べているけれど、1000gの食事(一日一食)に対して10gといったらたったの1%だぜ。一般的に一日三食食べる方々で1日3gの昆布だとしたら0.1%以下だよ。確実にカヤニファームの鶏さんより昆布の消費は少ない現代人です。
それだもの、旨い卵ださ。札幌でも売ってるよ。
こんぶとたまごのお食事。
今回の会は、名寄の食工房おるとORTOさんが企画してくださったので、ご本人も会場で昆布のうま味をふんだんに使っていただき、カヤニファームの半熟卵や、春のお野菜や山菜などで、とて美味しい優しい料理を作ってくれました。
嬉しいことに、あらパパさんのこんぶログをみて『こんぶ醤油』も作ってくれたというのだから感謝感激です。
今回のお繋ぎの感謝のお品というわけではありませんけれど、あらパパさんの企みに関係する製品を一つ差し上げてきました。まだまだ完成品ではありませんので味の面はさておき、使い勝手の評価をお聞かせいただければ嬉しいです。
今日は楽しかったです。ありがとうございました。
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