スナイパー氣分?
本日の北海道内、どこもかしこも天気が悪くて寒々とした模様だったようですね。
あらパパさんの住む稚内市、晴天ではないし暑くもなかったけれど、珍しく風もなくて穏やかで、ほんわか暖かな一日でした。
桜満開、氏神様への参拝、氷雪の門から望むサハリンと昆布採取状況、短歌の道を散策しながらのバードウオッチング、サロベツ原野のワイルドライフ、沈む夕日。
あらママさんと午前中から午後まで一日中遊びまわってきました。
満開の桜並木参道と稚内北門神社。
あらママさんとの共通の癒し、神社参拝。
北門神社から短歌の道を登り、氷雪の門へと向かう。
6月には満開になるだろうアルメリアはまだまだ蕾だけ。
氷雪の門から望むサハリン。今日はクッキリ見えた。
さてさてここら以前紹介したカメラの性能をご覧いただきたい。
まるでスナイパーになった氣分でした。
稚内市内を広角で撮影。
中央辺りに見える直線距離で5㎞ほど離れた声問をご覧ください。
わからない方はグーグルマップで確認してください。
先ず、ちょっとだけズームでこんな感じ。
そして、さらにズームするとこんな感じ。
もうすこしズームするとこんな感じ。
そして、目いっぱいズームすると、ここまで狙えます。
昆布を採ってるかどうか、干してるかどうかまで確認できます。すごいよね。
ちなみに、広角で撮った稚内市を再度確認してください。
稚内北防波堤ドーム直ぐ脇のテトラ付近で漁をしている漁船を確認できるでしょうか。
確認できないと思うけど、目いっぱいズームするとこんな感じに見えちゃうんです。
昆布採取が始まったら、ここから昆布漁の状況を見るのもいいかもなと思った。
さてさて、氣分を変えてお次はバードウオッチング。
氷雪の門から短歌の道を通り北門神社まで降りる道のりで出会った野鳥。
ハシブトガラス、ハシボソガラス、スズメ、ニュウナイスズメ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、ハシブトガラ、ヤマガラ、シマエナガ、コゲラ、アカゲラ、アオジ、カワラヒワ、アカハラ、ツグミ、クロツグミ、ハクセキレイ、アオサギ、ウミネコ、セグロカモメ、トビ、オジロワシ、ウグイス、センダイムシクイ、コマドリ、ノゴマ、ノビタキ、オオルリ、キビタキ、そしてヒメイソヒヨドリ。
姿を確認できた鳥が殆どだけど、いつも姿を見せてくれない鳥がコマドリ。
たくさん鳴いているんだけど笹薮の中なので中々見つけることができない。
だけどね、この時期は木々の葉が少ないので、縄張り争いや交尾に夢中の鳥たちを確認しやすい。
チュンチュンとスズメのような鳴き声だけど、耳に響く甲高いさえずり。
すると、バタバタと絡み合う濃紺の鳥があらパパさんの目の前を通過。
縄張り争いに夢中のオオルリだった。
大チャンス
必死でカメラを構えていると、あらママさんが、『赤い鳥がなんかしてる』とか『頭が青い鳥いるよ』とか言うもんだから、オオルリを撮る絶好のチャンスを失ってしまった。
遠くに逃げてしまったオオルリ。木々の間から覗かせる姿を撮るのが精いっぱいでした。
でもね、『赤い鳥がなんかしてる』の声に反応して撮ったのが、木々の間から見えた『アカゲラの交尾シーン』。
これにはあらパパさんも驚いた。
姿を見ることは珍しくないけれど、交尾シーンを見たのは初めてだった。あらパパさんも何故か興奮した。
そして『頭が青い鳥いるよ』の声に反応して撮ったのが、この鳥です。
見た瞬間、イソヒヨドリ?と思ったのだけれど、何となく違う感じがした。
帰ってきてから色々と調べてみても、このあらパパさんが分からない鳥だった。
FBで知ってる方と呼びかけると、友人が調べて教えてくれた。
ヒメイソヒヨドリという珍鳥であったことが分かった。凄いぞ、やったー。
野鳥だけでなく、かわいらしいシマリスにも出会うことができました。ラッキー
ちょこまかしすぎて、フレームにおさめられたのがこの一枚だけ。
あらママさんは野生のシマリスを見たのが初めて。エゾリスより可愛い~と感動してた。
あちこちの草原を巡回しているキタキツネは、数十メートルごとにマーキングをしている。
サハリンも綺麗に見えたけど、利尻礼文も幻想的に浮上った感じがとても美しかった。
PM2.5のおかげだろうか。
あらパパさんの好きな風景は、遠近感のコントラストと奥行きのある風景。
手前の草原とその奥に広がる森林、そこに重なる利尻富士。たまらんです。
花の浮島、礼文島も今日は美しかった。
少し時間をあけ、夕日が沈むころを目がけて西海岸へ。
渚に繁茂する昆布やホンダワラの森で食事に夢中のハシビロガモの夫婦を発見。
北海道道北サロベツのワイルドライフ。
毎度毎度、息をのむシーンが多すぎて、息を吸うタイミングすら忘れてしまいそうだ。