昆布製品の説明会に使用した昆布サンプル
宗谷管内の昆布関係7漁協の昆布製品に関わる説明会が、昨日で約半分(32か所)終わった。
日数にすると3分の2は終わったので部下君も一安心して休日を過している事だろう。
例年行う昆布製品の説明会、『規格に関し何も変わらない』ということもあるだろうし、何より『昆布作業で忙しかったり疲れている』ところにお集まりいただくことが難しいのか、参加人数は少ない。
宗谷管内へ赴任して3年目、毎年何かしら準備して、集まっていただく漁業者の眼や意識が向けられるものを考えている。
昨年までは写真をプラカードで見せてみたりもしたけれど、やはり現物の昆布サンプルの方が盛り上がることが分かった。
ここ宗谷管内では、お集まりいただく漁業者個々が氣になった昆布を持参して、それについてあらパパさんたち指導者がお答えするという形をとっているのですけど、持参してくる漁業者は極少ない。
そこであらパパさんは昨年の昆布検査で、サンプルになりそうな昆布を片っ端から集めました。天然養殖産地問わずです。
それを今年の説明会で、共通する重点事項や確認事項に照らし合わせ、説明しやすいようにサンプル昆布を準備しました。
思ったとおり、各浜の反応はとても良かったです。
感謝された地区もあったので、とても嬉しくなっちゃった。
サンプルを準備すること自体、あらパパさんにとってはそれほど珍しいことではありません。
基本に戻ったようなもんです。
根室時代、歯舞落石根室漁協、担当していた羅臼漁協でも漁業者から漁協が昆布を買い取ってサンプル作りをしていたくらいですからね。
休日の今日、朝から超天気がいいので、少しばかり湿氣ってしまったサンプル昆布をアパートの駐車場で日入れした。
暑さの中でサンプルの日入れ。
羅臼時代を思い出します。
さて、残すところ来週の9日から4日間。
利尻島の各支所の天然説明会で今年の説明会はほぼほぼ終了だ。
場数(経験数)=成長
もうちょいだ、がんばっぺ
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