真空パック機の裏技教えますⅡ

 ヤフーブログにはアクセス解析なる機能がありまして…。この時期になると毎日アクセスされる過去記事があります。
 秋の味覚、鮭の卵巣をつかった『本格塩イクラの作り方』です。
 このレシピ! クレーマーからのコメントなどいろいろな事件がありましたが、要はレシピでは分かりえないコツ(経験)や、地域性の好みの問題などもありますので、基本的に自己責任で楽しんでください。

 そして、この時期のみならず、ほとんど毎日のようにアクセスされるようになってる過去記事に『真空パック機の裏技教えます』があります。
 とはいえ、毎日アクセスられるようになったとは言っても10件くらいのことなんですが…単純に嬉しいのです^^
 解析を見ると、ほとんど男性で、半分以上があらパパさんと同じ世代のようですけど…。


 そんな解析を見ていると、経済的と言われる真空パック機を購入し、使用しているうちに不経済感に気づいたオヤヂ達が、何か良い方法はないかと検索している姿を想像してしまう。

 そこで、あらパパさんの『真空パック機の裏技教えますⅡ』を紹介することにしました。
 ※家庭用真空パック機も日々進化しているので、今や柔らかな食材はつぶさず、水っぽい食材は水分を吸いこまず真空パッキングできる代物もございます。

 実は真空パックの原理を簡単に説明すると、袋内部及び素材内部の空気を抜いて真空にする(家庭用の真空パック機では完ぺきな真空にはなりませんけどね^^;)ということなのですが、空気を抜く方法には、以前紹介した方法の空気を吸い出す方式の他に、業務用なんかで使われる高価な真空パック機では、空気を押し出す方式があります。

 そこで、以前紹介した空気を吸い出す方式で処理すると、どうしても汁っ気のある物なんかは汁も一緒に吸い出して、上手くシーラーできず空気漏れが起こってしまうなどのトラブルも多々あったことでしょう。
 それを解消するために、汁っ気のある物は袋に入れてから若干凍結させ吸出し処理をしていたりもしてたのですが、ある日、押し出し方式の方法をふと気づいてしまったのです。

 家庭用の真空パック機で高価な真空パック機のように、汁っ気のあるものでも上手く真空処理できるようになる裏技はコレだ!!

 ※サンプルは水分を多く含んだコーヒーの出がらしです
 ※じゃぶじゃぶするほどの食材は表面だけでも冷凍してからをお勧めします 


 さて、上の画像を見ただけでピンとくる方もいらっしゃるかもしれませんが、方法としては殆ど同じで袋が二重構造になってます。
 対象物を入れる袋は口を閉じずそのままにし、対象物の入った袋を全て覆えるサイズの不織布を使用することで、外側の大きな袋内部の空気を、口の閉じてない対象物の入った袋ごと空気を吸い出す仕掛けになるため、口の閉じてない対象物は袋ごと圧迫され内部の空気が押し出されることになります。
 対象物を袋に入れ、軽く指で押したり均したりし、できるだけ空気を抜いてからこの方法で処理すると、汁っ気のあるものでも綺麗に真空処理できるようになります。
 
 昆布を入れたおでんとか、昆布を敷いて作った煮つけとか、昆布のうま味が活躍するあらママさんの愛情たっぷりな『おかず』を、愛する子供たちへ美味しく清潔に送るために、あらパパさんが編み出した裏技でした^^ゞ

 興味のある方はぜひ挑戦してみてください。
 汁っ気のある『イクラの醤油漬け』なんかもこの方法が役に立つはずです。
 ※余分な醤油はできる限り切った状態でお願いします。
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