昆布の生産量を増やしたいの?
採り方も、作り方も、選び方も、売り方も、各々が目先の儲けのことでしか考えていない。
なんだかさ、空回りというか歯車が噛み合ってないというか、結局は今おかれている我が身を守るだけの〝我欲〟でしかないように思うんだよね。
それは、あらパパさんもそうさ。
将来を見据えた〝意欲〟はなく、単純に少しでも多く検査してもらいたいという〝我欲〟でしかない。水面下では意欲満々に考え行動してますけど…。
あらパパさんの仕事が、なぜ設立(道から民へ)されたのか、とか、会員(漁協・系統)の立場や考えはこうあるべき、とか、そういった経緯や義務を会員の方々へ伝えて、無理強いさせるようなやりかたは、設立から30年以上も経った今では可笑しいことだと、あらパパさんは思うわけで…。
なので、そう言ったことを口走ってしまわないように、今年もガマンしてきた。だけど…、場面によっては言いたくなる時もあったよ。
自分自身が嫌いになりそうなので、口が裂けても言わないけどね。
昆布と名のつくものは何でも売れた時代。昔々のそのまた昔からみると、需要はかなり減っている。
けれど、それに見合って供給も減っているので、実は今でも昆布と名のつくものは何でも売れてる時代だ。もしかすると加工技術も発達しているので、昔よりも売れているのかもしれない。
その証拠に、今年の昆布もアホみたいな高値で入札されたり、特に加工用なんか全道的に高値だよね。
それなのにさ
・何でも採らせたり作らせたりする地区もあれば、させない地区もあったり。
・変にこだわり過ぎて、生産増につながることを禁止させる地区があったり。
・品位を落とすからといって検査対象から外してるわりに、組織全体で公に無検流通させていたり(全道的に知られたらヤバくね)。
・高く売れる昆布であっても、うま味(儲け率)のある昆布の流通は変えようとしなかったり、させなかったり、独占したり。
こんなこと続けていたら『採る昆布』も『拾う昆布』も『育てる昆布』も、そこに関わる生産者は年々少なくなっていくよ。
実際少なくなってるだろう
生産する漁業者の労力や人員状況がどういったものなのか、近年の海の状況がどう変化しているのか、知らなすぎる昆布関係者が多すぎる。
単なる情報として、机上の計算としての話ばかりなので、ほとほと参る。
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