形式にとらわれるな

文章や挨拶や内容も…、昆布の採り方も作り方も売り方も…。

 

形式にとらわれる必要はない

 

あらパパさんが個人の責任で運営しているブログやSNSでは、皆さんもご存知の通り、これまで昆布に関する様々な事柄を好き勝手に紹介してきました。

 

昆布のブログ『こんぶログ』に関しては、来年の6月で丸10年を迎えることになりますが、特に大きな問題が発生したことは未だかつてございません。

問題どころか、人とのつながりは幅広く、様々な事柄を勉強する切っ掛けにもなりましたし、何より、何事にも飽きっぽい性格のあらパパさんが、ここまで続けてこられたことが大きな成長でもあったかと思います。

 

今日、ロケット大好きな植松努さんのブログ、『形式にとらわれると、思いは伝わらないと『そもそも論的なおはなし』を読ませていただいて改めて考えました。

 

あらパパさんは何を誰に伝えたいのか

文章も挨拶も内容も伝わらなければ意味はない

昆布の生産量と消費流通を守るための重要な課題とは

 

昆布の生産数量を増産させ、生産者の収入や売り場を守ることが重要であると業界内では言われていますが、あらパパさん個人として今後を担っていく漁業者へ問いたい。

 

例えばね、何かの得策で昆布の生産量がものすごく増えたとしましょう。

昆布がたくさん生えて採りきれないだけあって、天候も良くて乾燥機も完備されて、いつもの年より倍も出荷できたとする。だけどね価格が前年より3割安くなった、と仮定してください。

 

当然、その年は前年より収入は増えますけど、前年100駄で300万円だった収入が、200駄で420万円になるということです。

そこで考えてもらいたいのは、労働力や労働時間など、そこに関わる経費はどうでしょう。

昆布がたくさん採れるなら人を雇いますか、雇えますか、たくさん採れる体力ありますか。

全体的に増産になったとしても採れない生産者は収入…下がりますよ。

 

昆布がたくさん採れて価格が安くなると、昆布の売り場(消費地)では、特売などを行うことで需要を回復させる努力はされるかもしれない、けれど、昆布離れが加速している現代の日本人への効果はどうでしょう。

かなり遅いのは明白…、ってか減少する需要を少しでも遅くするのが関の山だとあらパパさんは思うのです。

その様な環境で、毎年増産が続けばどうなるか予想できますか。


昆布は余る・売れない・価格が暴落する

当たり前の話です

根っこが変わらなければ同じことの繰り返しです

 

昆布がたくさん水揚げされるだけで、あらパパさんの仕事も、昆布に関わってる全ての組織も、目先的な考え方ではウハウハです。

でもね、今のこの環境で昆布がたくさん採れたとしても受け皿(使ってくれる消費者)がなければどうにもならない、共倒れするだけです。

 

世の中も、身の回りの社会も、一氣に何かを変えることは難しいし混乱を招くので好ましいことではないけれど、混乱しない程度にできる範囲で有志だけでも進めていける環境を、世の中や身の回りの社会を仕切ってる方々に理解していただきたい。そうしなければ(それが出来なければ)問題はいつまでたっても平行線を辿るだけです。

 

・昆布の本質を消費者に知ってもらう(製造方法や異物、採取時期や美味しさなど)

・生産の労働力と労働時間を半減、価格は据え置き(製法や選別、荷造方法の見直しなど)

・消費流通を簡素化する(自由な出荷販売やマージンなど)



こんぶログのスローガン

昆布は柔らかく保管しよう

乾燥した硬い昆布より、柔らかく処理したほうがダシは出やすい。
何より、繊維が柔らかになるので、ダシガラ昆布も使いやすくなる。
詳しくは〝こちら〟と〝動画をご覧いただきご参考ください。



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あらパパさんの叫び