昆布検査前の受験者の心境

あらパパさん達こんぶの検査員は、昆布を採取し製品化する漁業者個々の昆布倉庫を巡回して、昆布の検査を行うのだけれど、氣持ちの良いものではありません。

他人のモノに対して良いとか悪いとか注意をしたり手直しを要求したりするわけですから、気持ちが良いわけありません。嫌なものです。

漁業者も検査前はドキドキするとか、眠れなかったとか、嫌なものだとおっしゃいます。

実際、あらパパさんは検査を行うほうなので、検査される側の氣持ちは分かってるようで分かってないなかったのだと思う。
その証拠に、今回の引っ越しでは心底、昆布検査前の漁業者さんの氣持ちが十分に分かったような氣がしました。
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引っ越しするときの条件として手渡されていた契約書を見ると、掃除の方法などが書かれていました。
その方法に習い掃除をしていたところ、引っ越し3日前にその「退去時の清掃注意事項」がポストに投函されていた。しかも蛍光ペンで「しっかりやれよ~」と言わんばかりにチェックの入ったものが。
(昆布の検査員が指導要領を配り、注意事項などを口うるさく説明してるようなものだ)
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あらママさんは、赤マーカーの書かれたペーパーを読み急に焦りだす。
あらパパさんは、十分に綺麗になっているのだから問題はないと、あらママさんを安心させるも、何か氣になってしまう。

長く住んでいれば劣化する部分もあるだろうし、入居時から破損していたり汚れていた部分はどう説明したら良いものか…。氣にしなくて良い事まで氣になってくるものです。

そして引っ越し当日、不動産の管理者だけでなく、大家さんまでやってきました。
しかも、部屋へ入って早々、様々な部分を指でチェックして、埃はたまっていないか、油分のベトベト感はないかなど確認され、あらパパさんは覚悟を決めました

・お風呂の浴槽に割れがあります(入居時は極薄いヒビでした)
・シャワーを使うと異音がします
・洗面所の鏡の汚れは、汚れを擦った影響で表面の保護樹脂に傷をつけてしまいました
・流しの湯の出が悪いのは入居時からです
・換気扇の中は掃除していません(分解できなかったので)
・電気関係は一切交換していません
・床にあるタイヤの跡も入居時からです
・押し入れの壁側にカビが生えています

入居していて氣になったところを、入居前からであろうがなかろうが正直に伝えた。
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3年間も入居していただいたのだから劣化する部分もありますし、壁にカビが生えるのは建物の構造上に問題があったり、そもそも全てが入居者の責任ということではないですから安心してください。
それよりも、普段から綺麗に使っていただきありがとうございますと、管理者と大家さんから感謝されました。
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それを聞いたあらママさん、ホッとしていました。

根室から浦河、浦河から稚内へ引っ越した時は、このような経験はなかったので、検査される側の氣持ちが分かったのは今回の引っ越しが初めて。
しかも、ここの管理者と大家さんは、仕事が丁寧すぎて、部屋を引き渡すまで40分くらいかかりました。
昆布の検査でもそうですが、検査される側の氣持ちを考えるならば、要点をしっかり見極め、できる限り早く合否を決めてあげるのも大事な部分ではないでしょうか。

・白いかな~
・細いかな~
・薄いかな~
・色悪いかな~
・割れが多いかな~

漁業者はドキドキハラハラした状況で「どうなのよ?良いのか悪いのか早く決めれや~」と心の中で思ってるはずだ。
管理者も大家さんも良い人でしたけど、あらパパさんも心の中で「修理するか交換するかの話は今必要か?良いのか悪いのか早くしてくれや」と心の中で思っていましたからね。

それでもね、ここの大家さんの除雪には感謝しかないな。
稚内の物件には「除雪あり」という条件はあたりまえだけれど、朝起きたら車に積もっている雪以外は綺麗さっぱり除雪されているところはなかなかないぜ。
日当たりは全くと言ってよいほどなかったけれど、ペット可で壁も床も断熱はしっかり施され冬でも暖かなので良い物件だったと思う。

今はさ、あらパパさんが入居していた時からみて家賃も5千円下がって、礼金もなくなったのでお得かもしれないよ。(退去時の引き渡しはドキドキするけれど)
詳しくは管理者のホームページをご覧ください→たっけん不動産

追伸
愛息子(室蘭の部屋退去時)の引っ越しは、かなりひどい部屋を半日かけてあらママさんが掃除。
大家さんの検査は、要点をチェックしお話すること10分くらいで引き渡し完了。

やっぱさ、検査する側はこうでなくては…ね



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あらパパさんの叫び