自然と不自然
まだまだ忙しさが続いてるあらパパさん。
したけど、昆布ないな~。
下等級と加工用が主体で、上等級なんてごく僅かだよ。
毎年のこの時期、出張の疲れやストレスが蓄積されて一氣に身体の中から様々な症状のデトックスがあらわれます。
今年は38度以上の高熱が5日間も続きました。
流石に、何でだべ?と不安になるほどでしたけど、不自然な生活が続いたための好転反応なのだろうと、自身の自己治癒力を信じ乗り越えました。
身体がクリアになった清々しい体調で今月も休日返上、昆布検査を頑張ます。
したけど、昆布ないな~。
下等級と加工用が主体で、上等級なんてごく僅かだよ。
これまで何十年と続けてきた漁師もこんなことは初めてというくらいの状況らしい。
今年は良くないけど、来年はイイ~ぞ~と言う話が聴けるならまだマシだけど…、希望の持てる話は少ない。
話は変わるけど、あらパパさんさ、今年初めて利尻の海に潜ってみました。
※写真はイメージ、ネット上から勝手に拝借してきました
潜ってみたと言うと、調査目的のようで何だか聞こえもいいけど、実は遊びでシュノーケリングを体験してみた程度なんです。
でもね、百聞は一見にしかず、聴くのと見るのでは全く違いました。
クソベタ(浅瀬)の昆布繁茂、中間、深みの繁茂状況を比べて見ただけで一目瞭然。
ウニやノナの成育環境と磯焼け環境!!このままじゃリシリコンブ製品の近い将来は天然記念物扱いになるんじゃね!?と思ったほどでした。
海藻も海草も全くねーーー。
これだも、ノナ(キタムラサキウニ)の身も入らねーし色も悪いさな。
海藻も海草も生えてないからノナの身が入らねーのか、ノナがはびこってるから海藻も海草も生えねーのか!?
昆布だけでなく、イカ、ホタテ、秋刀魚、鮭という北海道の主力な魚介類も何だかんだおかしいーぞー。
昨日もさ、釣りで賑わっている築港前の昆布漁師兼定置網漁の乗組員と話しさたら、釣り客は日に何百匹以上も上げて行くけど、おらほの網には今朝で二十数本だで!どうなってんだ?
自然環境の変化で海水温が上がったからという理由は誰の責任にもならないので一般的には誰もが簡単に話される事だけどさ、自然環境が変わったのは、人間の環境破壊と獲りすぎが原因だとあらパパさんは思うわけさ。
そして、人間の手が入り過ぎなんだって!
自然の力を操作してるって勘違いしてるんだよ!
人間レベルが自然を操作することなんてできないから!
とるだけがダメなら、つくって放す!?
つくって放すのは自然じゃないよ!!
そんなつくられた魚が、いつまでも帰ってくるわけねーべや。自然はそんなにあまくない!!
食物連鎖の中間だけ放し増やしたって、底辺の昆布が増えて良くなるって事もありえないよね。
こんなことは確か小学校で習うレベルなんだけど、大人になってしまうと目先のお金が気になって、こういったことが全く見えなくなってしまう(恥)。
どこの場でもそれぞれ人が生きているので簡単ではないかもしれないけど、大量生産とか大量消費なんかを続けてるようなら、近い将来漁業(農業も)は終わりだよ。
今を生きることだけでなく、これからを生きる子どもたちのことを考えたい。
面白くなるぜ、これからの世の中。
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