桜の咲く頃にやってくるご馳走
2020/05/10
北海道札幌市の桜。
ヤマザクラは既に葉桜、ソメイヨシノは花吹雪、八重咲きはそろそろ見頃になる。
桜前線の最終地、あらパパさんの故郷の道東では、ヤマザクラよりも早く開花するチシマザクラがちらほら開花してきたとSNS便りで聞こえてきました。
桜が咲く頃にやってくるご馳走といえば
ヤマメの降海型、サクラマス
この時期、北海道の各地域ではサクラマスが多く水揚げされます。
おかげさまで、比較的安価で入手できます(活〆された特別魚は別)。
この頃は面倒な世の中なので、欲しいものを購入しに行く時は24時間営業の西友へ夜な夜な買い出しに行くことが多い。おかげで鮮魚の殆どは売れ残りばかりを購入することになってしまっているのだけれど、嬉しいことに今のこの時期は、旬のサクラマスも売れ残っている。
切り身で売られているのは割高になるし、夫婦二人生活では粗末になってしまうので、いつも切り身を購入しています。
それでも、サクラマスは1切れ100円くらいかな。安いよね。
あらパパさんはこれで十分満足…しているのだけれど。
だけどね…。
北海道の場合、桜が咲く頃にやってくるご馳走は、サクラマスだけじゃないんだよねぇ。
それよりも、もっと旨くて高級なトキシラズってのがいるんだよ。
トキシラズはさ、秋になると通称シャケって呼ばれるシロサケ(秋鮭)のことなんだけど、これがまた旨いのなんのって、北海道の道東で育ったあらパパさんは子供の頃から食べてきたので、この時期になると全身の細胞がトキシラズを欲してならない。
先日も、サクラマスを購入しようかなと思ったら、いつも1切れ300円くらいで売ってる時鮭の切り身の横に、珍しくもトキシラズのアラが売れ残っていました。
しかも、一尾分(頭・中骨・カマ)で300円くらい、即購入です。
あらパパさん流の美味しい食べ方の基本は、購入してきて直ぐには食べない。
(魚の状態をしっかりと見極めてから食べる日を決めます)
先ずは流水で滑りや血などを綺麗に洗い流しキッチンペーパーで余分な水分を拭き取ります。
カマはラップして冷蔵保存し、残りのアラはボウルに移し塩を振ってザルに上げてボウルごと冷蔵保管します。(生臭い水分を抜くため)
今回は丸一日熟成させてから、調理開始しました。
カマはロースターで焼き目が付くまで焼いて、アラは流水で洗浄してから濃い目の昆布ダシで好みの野菜と煮て、日本酒と塩で塩梅良く調味します。
トキシラズのカマ焼き
トキシラズのアラの三平汁
最高だね
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