昆布検査員の目の付け所
昆布を検査するときは、中身の確認の前に荷姿や重量を検査します。
重さは秤を使いますが荷姿と品位は概ね目視で確認します。
同じような荷姿と同じように選別された昆布の中から、記入漏れや等級に合わない昆布が無いか確認し見つけ出すプロです。
簡単に説明するとこんな感じなんですが、昆布の検査はジロジロネチネチと嫌らしく検査するのではなく、検査も判断もできる限り早く行う。これがあらパパさんの持論です。
相手は漁業者です。良いのか悪いのかハッキリしない、判断の遅い検査員には腹が立つそうです。
ということで、あらパパさんとこにいる新人さんには昆布検査以外の時にも、瞬時に見つけ冷静に行動できる教育を行います。
新人にとっては、夏も終わりに近づいて動きが鈍ってきたこいつはちょうど良い。
さて、あなたなら何秒で見つけ捕まえることができますか?
ちなみに、応援に来てるベテランの岩Sさんは3分間程度で2匹捕まえました。
新人さんには、影で作った指先でこいつを指しても判断できるまで1分近くかかってしまうのだからまだまだです。
集中すると周りが『見えなくなりすぎる』のが問題なのかもしれない。
※画像トラブルのため対象イメージが紛失しましたので、こちらのページで捕まえてみてください。
さて、本日もノナ漁が出たので昆布検査は午後からです。午前中が暇だ‼
昆布選別の個別指導もノナ漁で忙しい中では無理っぽいし…どうすっぺ。
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