アクアパッツァ
2020/06/07
直訳すると水(アクア)奇妙な・狂った・暴れる(パッツァ)という、イタリアのシンプルな漁師メシです。
是非ともオヤヂの味の一つにしたいと以前から思っていたので、いろいろとレシピを見つけては味の想像をしていたのだけれど、洒落た材料や作り方ばっかりで全くシンプルな漁師メシではない。
なので正直なところピンッとくるものがなかった。
日本最高峰の名店アクアパッツァ
日髙良実シェフ直伝の動画を見るまでは
日高シェフの材料は魚と塩とアサリと水とトマトとオリーブ油とパセリのみ。
白ワインだのオリーブの実だのよくわからん香辛料だのハーブだのは使わない。
仕込みや手間はかかるけれど、作り方は至ってシンプル。
その代わり、材料のクオリティーは高い。
特にオリーブオイルはオイルとしてではなく調味料として使うという。
美味しさのポイントだと感じました。
あと、トマトもフレッシュではなくセミドライ。
アサリは大粒の熊本産で魚も新鮮な白身魚をしっかりと下処理。
あらパパさんも、ある程度は真似をして作ってみたいと思い、数日前からフレッシュのミニトマトを自作してセミドライトマトを準備。
そして、朝もこっ早くから起きて、厚田の朝市へ新鮮な魚を購入しに行ってきた。
良型のウマズラハギをゲットしました。
(活きていたヌマガレイは何年ぶり?太平洋産に負けじと日本海産も美味しい)
ウマズラハギは皮を剥いで下準備。
日高シェフの作り方に習って調理開始。
魚を十分に焼いてから水を入れ、沸騰した水を魚に掛け回しながらふっくらと蒸し上げる。
アサリを投入して、セミドライトマトも投入して、旨みの相乗効果。
オリーブオイルをたっぷりとかけ回してさらに煮る。
終始強火で水は暴れっぱなし
ほどよく乳化したところでパセリを入れて、できあがり。
【あらパパさんのこだわり】
日高シェフのように、高級なオリーブオイルは真似できないけどセミドライトマトを自作して、アサリの他にホタテを数個入れました。そして、水は昆布水を使用。
おかげで旨みたっぷりの美味しいアクアパッツァができあがりました。
【初めて作った感想】
簡単でシンプルで旨い。
美味しすぎて一発でハマりました。
セミドライトマトを大量生産しよう。
質の良いオリーブオイルが欲しい。
イタリアンパセリを水耕栽培しよう。
利尻島や礼文島の綺麗な海水で作ってみたい。