ヒグマをロックオン
長く昆布の検査員という仕事をしていると、自然に身につく様々な特殊能力があります。
生産者の心を読みとる洞察力!
昆布の品質を一瞬で見極める動体視力と判断力‼
ベテラン検査員ならではの特殊能力といえるでしょう。
昆布製品を検査する際は、幅や長さや厚さ、傷や色や乾燥など様々な特徴を一瞬に見極め、規格外品の状態や混入率を即座に判断し合否を決定しなければならない。
このような仕事で身についた特殊能力と、あらパパさんの特技が重なると、車の運転をしていながらも様々な情報が眼から入ってくる。(無形資産の相乗効果)
出張の帰り道、道路脇に広がる畑を見た瞬間、その奥に見えた土肌の斜面に黒点を発見。
直感的な違和感で車を急停車。
その黒点が『ヒグマ』ではないかと感じたからだ。
あらパパさんの動体視力と観察力と直感力
我ながら流石だなと思った
土肌の斜面でゴソゴソ動くヒグマが1頭。
そして、斜面下の畑の脇に、もう1頭。
さらにもう1頭、斜面の上の藪から出てきました。
おそらく、藪の中から顔を出したヒグマは母熊で、斜面と畑脇にいるヒグマは小熊ではないかと思う。(遊んでないで戻っておいでと言っているようでした)
今回はラッキーだった。
ニコンP900を持っていたので襲われる心配もなく、約300m先のヒグマを十分なサイズで撮影することができた。
野生動物の多い北海道とはいえ、野生のヒグマに出会う確率は相当低い。
しかも親子熊に出会う確率はさらに低い。
あらパパさんはツイてるな~
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