和食のだしは海のめぐみ

2013年に日本昆布協会より任命された昆布大使のあらパパさんには、昆布の広報活動に必要な様々な情報やアイテムが届けられたりします


今回は、写真・文 阿部秀樹、監修 日本昆布協会の『和食のだしは海のめぐみ 1昆布』という本が届きました


写真と文を書かれた阿部秀樹さんの職業は水中カメラマン!水中の生きものなどを撮影するのが仕事なんだそうです
水中カメラマンの阿部さんは昔、北海道の海に潜ったときに、海底を埋めつくす巨大なコンブの林に驚かれ『これだけコンブが生えているのに、海の水がコンブの味にならないのはなんでだろう?』と…。それからだそうです、北海道の各地のコンブの撮影を始めたのは!
北海道の海は関東の冬と同じくらい水温の低い場所もあり、冬になり流氷が浮かぶころになると、水温は0度を下回る中での撮影になるそうです
身も心も凍りつくような厳し環境に耐えて育つコンブへの興味はさらにわいてきて、生きてるコンブの姿を撮影するだけでは満足できず、コンブの採取から製品化までを追いかけ、さらには食材となったコンブの美味しさまでも…


7年の時間をかけて全道に赴き追求!
こうした経験から、同じコンブの種類でも様々な個性があることや、食卓に届くまでの手間暇や多くの人の手が加わることなど、実際に見ることで昆布の大切さを学ばれたそうです


百聞は一見にしかず


阿部秀樹さんの情熱と行動力、そして耐久力に脱帽です


カメラマンは撮影するだけ
生産者は生産するだけ
仲介者は仲介するだけ
販売者は販売するだけ
消費者は消費するだけ


“だけ”では
楽しくないし進歩がないですね!


浅くてもいい、広く物事を知った方が、世界は広く楽しい


今シーズンも氣張るぞ~




食材豊かな北海道
昆布を上手に活用しましょう


和食のだしは海のめぐみは全3巻
1昆布、2鰹節、3煮干
全部欲しいな~

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