魚漬け(切り漬け)

あらパパさん

身欠きニシン、キャベツ、大根で漬けるニシン漬けは一般的に有名ですが、北海道ではこの他にも、カスベ(エイ)やコマイ(カンカイ)の乾物を戻して漬け込むものもあります


総じて北海道の浜では『魚漬け』や『切り漬け』と呼ばれています


気温が寒くなるこの時期!
昆布検査に行くと、浜の母さんお手製の漬物があちらこちらで見受けられます


あらパパさん、気になって仕事が手につかない


昆布の検査をパッパと済ませ、浜の母さんに漬物の作り方のご教授願う


イズシだったり魚漬けだったり粕漬けだったり


まぁ大体は漬物好きが漬物好きに話しかけると「食べてみるかい?」という流れになる


あらパパさんは出張中でも遠慮なく、いただきますと貰ってくる


そうなると、さとうのご飯をチンして、漬物で夕飯を済ませることが3日間程続く


漬物大好き星人


あらパパさん、イズシの作り方はほぼ完璧に体得できたかと思うのだけれど、魚漬けがどうも上手くいかない


今月の初め、稚内の浜の母ちゃんから、作り方と材料を伺い、自分なりに分量を算出して割合をチェク!


浜の母ちゃんは分量を計ることはしない


いつも使う樽に対して、大根三本、大玉キャベツ一つ、麹一袋、身欠きニシン適当、塩も大体たんだよね~、あとは味の素も少々


こんな塩梅です


漬け込み順序だったり、重石の加減だったり、麹の割合が気になるところだったけど、何となくそれを知ることができました


あとは自分で作ってみて、浜の母ちゃんからいただいた、あの酸味のある魚漬けが10日ほどで出来上がれば大成功!


年末の慌ただしい日々ですが、居ても立っても居られず、わずかな分量と簡易漬物器で試してみました!


○麹の割合をその他具材に対して5%
○魚、生姜、人参、麹、塩、砂糖、酒、刻み昆布を一纏め
○大根、キャベツ、一纏めした具材を交互に積み上げる
○層状毎にしっかり押さえて重石は軽め、水が上がる程度
○保管温度も気になるところです


伝統的な食文化


好んで食べる方々は少なくなりましたけれど、漬物大好きなあらパパさんが体得して、次世代への引き継ぎ者になれたら、それはそれで嬉しいし楽しい
12月10日、どんな感じに仕上がっているか今からワクワクです









Posted byあらパパさん

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