礼文島名物の糠ホッケ
以前からぜひとも食べてみたいと思ってた礼文島名産の糠ホッケ。
糠ホッケといっても通常の糠ホッケと違う糠ホッケ…!?
(テンキグサの簾、あらパパさんも持ってます^^v)
まだまだ理解していないあらパパさんですが、通常焼いて食べる糠に漬け込んだ魚ではなく、糠に漬け込んだ魚を寒風干してそのまま食べるタイプの糠ホッケです。
本来、昔々は脂の落ちたホッケを糠と塩で漬け込み、それをカンカラカンに干して保存食として食したらしいのですが、嗜好性が高くなってきた現代のそれは、脂ノリのよいホッケを糠と塩に漬け込み、気温の低い頃から気温が上がる4月か5月までに干しあげて冷凍保管するそうです。
脂ノリが多いのでカンカラカンには干せ上がりませんが、ジトッと染み出るホッケの脂と生しっとり感の身が食欲と酒欲をそそる逸品なのでしょうね^^
あらパパさんはお酒を止めたので白いご飯がハカいって仕方ありません( ̄+ー ̄)
そんな糠ホッケ、昆布の説明会で訪れた時、香深漁協の偉い方からお福分けいただきました。
自家製なんだそうです。
しかも、礼文島の糠ホッケ製造で最終段階に煙で燻すところは1件の業者さんと、お福分けいただいた漁協の偉い方の自家製だけだというから…こりゃ貴重品ですね。
ご指示通り、尻びれと背びれとハラスを処理して皮を剥きました。
脂がキラキラ輝いて、とってもきれいです。
切り分けさっそくお勧めの酢と南蛮をつけて食す。
旨い。
熟成された香りもよし、しっとり感もよし、こりゃ~軽く炙った身をアツアツの飯にのせてリシリコンブのダシをぶっかけた茶漬けなんかも堪らなく美味しいだろうなと想像ができた。
この次、ぜひ試してみたいとおもいます。
ご馳走様でした。