繁栄を願って(味付け数の子を作ってみました)
数の子は子孫繁栄の願いが込められる縁起物の食材
そんな縁起が良く高級な数の子でしたが、現代では食べられる方も少なく希少価値も下がってきているのか…?
先日、お正月の残り物というか、お歳暮でいただいたけれど誰も食べないから…
友人からいただきました!
しかも塩漬けされた塩カズノコ!
当然ですが、そのまま食べることはできないです
あらパパさんなら手間をかけるの嫌じゃないタイプだから好きでしょ!と…
はい、大好きです
ということで塩抜きから始める
塩抜きは水に晒すだけでも抜けるけれど、やはり浸透圧の関係から塩抜きの基本は塩水で!
先ずは海水とおなじくらいの塩水で塩抜き開始です
徐々に薄めながら3回ほど水替えし塩を抜きます
真水で完全に塩を抜くと苦みが出るので、程よい塩水で程よい塩加減を残しつつ塩抜きを終了させます(塩梅はお好みで)
塩抜きを終えた数の子は、表面に残っている薄皮をペーパーなどで綺麗に除去し余分な水分も取り除く
そのまま、ワサビ醤油でいただいてもイイのだけれど、あらパパさんちでは味付け数の子が好み!
水に酒と醤油とみりんを加え火にかけ煮切ります(分量はお好みで)
(参考に:水150㏄、酒大さじ3、醤油大さじ4、みりん大さじ5)
そこへダシ用昆布とカツオ節を加えて冷まします(分量はお好みで)
(参考に:利尻昆布5g、カツオ節5g)
漬けダレが冷めても昆布とカツオ節は取り出さず塩抜きした数の子を投入
冷蔵庫で丸一日以上漬け込んで、できあがりです
節分に、子孫繁栄??
ではなく、仕事や人とのつながりに繁栄あれと願いつつ、助六寿司の箸休めとしていただきました
味も上品で、イイ出来栄えでした
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