礼文島へ初めて泊まりました

 宗谷管内へ赴任し、挨拶回りやその他の業務で2回ほど渡った礼文島。
 今回は船泊漁協の天然昆布と養殖昆布の製品説明会があり、初めての泊出張でした。

 最終便で礼文島へ渡り、漁協の担当者さまに迎えをいただき、養殖昆布の説明会会場のスコトン岬会館へ直行。
 着任挨拶を兼ね自己紹介をしたら、あらパパさんの産地を知ってると言う方がいたり、若いころ霧多布で昆布採の手伝いに行ってたと言う親方や、散布に友達がいるという方も…。
 とても親近感がわきました。

 説明会が終わり宿へ送ってもらいました。
 宿泊先は民宿海憧(かいどう)。
 一日一食を基本としているあらパパさん。夕飯が楽しみでなりません。
 出来合いの既製品ではない、その土地の料理が嬉しい。


 宗谷管内の天然モズクのおいしさは折り紙つき。
 春に回遊してくる子持ちのヤリイカも最高に旨い。
 北海道では高級魚になってしまったホッケのカツが、あらパパさんの中ではこれまでありそうでなかったホッケの食べ方でした。
 なまら美味かったです。

 そして、この画像には写ってませんが、汁物にタラの三平汁がありました。
 その三平汁がとても懐かしくて、久々に涙が出そうなほど美味かったです。
 食べ物が豊富になってきた現代では、漁業の町でもなかなかお目見えしなくなった塩魚の三平汁。
 独特な風味と濃厚な味わいのある塩魚の三平汁は、生魚の三平汁では味わえない美味しさがあります。味のしみた大根も美味。
 北海道の漁村のスローフードですね。
 
 宿から見るスコトン岬とトド岩のオーシャンビュー。
 来月の検査の時もここに泊まろうと思います。


 伝説の晴れ男パワーを持つあらパパさんは、説明会の出席率を高めるため雨を降らせ昆布やウニを沖止めにさせるパワーもある。

 宿の玄関先にある水槽にエゾバフンウニとムラサキウニを飼ってます。
 リシリコンブをバリバリ食べる姿もまじかで見られます。
 宿主さんも気さくな方なので、ウニの生態とかいろいろと教えてくれます。夏休みの子供の自由研究とにも使えそうですね。


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こんぶの産地